お知らせ

卒園生、転園生のみなさんへ24

2023.06.06

自由への叫び 治安の維持 自由経済 共産党政権

おはようございます。今日は昨日よりも気温は低めとなりますが、梅雨時らしく前線の影響を受け相変わらず天気は不安定となりそうです。突然の雨や風に注意は必要です。
さて、6月4日は中国の天安門事件から34年目になります。民主化を叫んだ若者は弾圧され、海外に活路を見出す人もいますが、抑圧されながらも国内にとどまっている人もいるようです。香港の中国本土化、台湾への圧力、周辺諸国への軍事関与等、「一帯一路」へ突き進む習近平体制はますます勢いを増し、独裁色と覇権主義的行動が目立つようになってきました。アメリカとの軍事衝突は世界を不安にするといいながら、輸送機?の前を通過する戦闘機、米軍艦船の前を横切る駆逐艦の行為に、言葉と裏腹な危険な軍事行為も見て取れます。このままエスカレートしていくことが良くないことは目に見えています。
「目には目を、歯には歯を」は古代メソポタニアバビロン国ハムラビ王(在位紀元前1792年~紀元前1750年)が風習を法律化したことで知られています。「復讐」の理論として認知している方がほとんどだと思いますが、実は国を治めるための「償い」の法律だったとのこと。言葉尻だけを捉え、誤解も多いため、中国の歴史、民俗性についてもよく調べ、理解したうえで考えないと間違うこともあるはずです。
中国は日本の幕末期イギリスに植民地化されたり、太平洋戦争時日本に統治されるなど、当時の100年間を恥辱の期間と捉えています。元々統治者に対し拘ることがなかった民族性は、様々な北方遊牧民、満蒙人に国家運営を任せていました。考えてみれば多民族がひしめく大陸で、数年単位で統治者が変わることに対し、いちいち国民が左右されていたら生きてはいけません。したたかな一面も持っているのが国民性かもしれません。
しかし、国としての形を整えつつあった毛沢東時代に反日、反西洋化の機運が高まり、国民の自覚を促したとも言えます。恥辱の100年を一気に中華人民の誇り、覇権的国家に転換すべく、奮闘しているかのように映ります。
経済、軍事力を持った中国が、今後どのように影響を及ぼしていくかは計り知れませんが、中国国民も周辺国の人々も自らの風習や考え方の中で暮らしていけるのが、最大の幸せだと思います。他国を侵略しない限り、お互いの文化を尊重しあいながら干渉しすぎず生きていくことが最善の道のようにも思いますが、皆様はどのようにお考えになりますか?「呉越同舟(中国故事)」を生み出した先輩国を信じたいです。行ってらっしゃい。

ミミズちゃん カエル君天国!6月6日 夕刻
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今日のお天気はミミズやカエルくんには、絶好のお出かけ日和、普段より遠くまでご飯を探しにやってきます。保育園の周りには田んぼや畑もあるため、園庭に住んでいるミミズや昆虫を食べにやってきます。ミミズちゃんにとっては受難の日となってしまいました。ミミズやダンゴムシは、土、落ち葉等を食べ、糞によって土の構造や栄養を整え、肥沃な土に戻してくれる優れた生き物です。そんな虫とは露知らず、子どもたちは無心に戯れます。生き物の楽しさや不思議さに出会うことは、人間が生きるに必要な野菜などを作るために、土壌を豊かにする小さな生き物たちなのです。
もちろん土そのものにも目には見えないバクテリアや細菌など、多くの生き物が生活しています。知らない間に皮膚や口から人体にも取り込まれているはずです。人間も全くの無菌状態であったなら、おそらく地球という素晴らしい環境下でさえ、すべての菌を病原体と考えなければならなくなります。「人体の抵抗力」は、生まれてから様々な地球上の物質に触れていくことで身についていきます。もちろん傷を負っている皮膚や弱っている体では細菌に打ち勝つことはできません。程度問題であることは間違いありませんが、無菌に近い環境に生活し続けることは、決して良いとは言えません。
とにかく子どもたちは見ること、触れるもの、匂うもの、聞こえる音のすべてが、初めて出会うものばかりであることを考えると、その環境に慣れていくことが、生きるすべであることは間違いありません。大人は様々な経験を積んでいるため、転ばぬ先の杖を使いがちになりますが、ぐっとこらえて「小さな冒険」をしていくことが、最終的には子どもたちの自立へとつながっていきます。このことを少し頭の隅に置いていただきますと、子どもさんの自立、自律はスムースになりやすいとお考え下さい。 

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

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