「卒園の日」2
2025.04.04

金子みすゞ
・・・・あなたはあなたでいい
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面(じべた)を速くは走れない。私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。
・・・・大切なものは見えない
『積った雪』
上の雪 さむかろな。つめたい月がさしていて。下の雪 重かろな。何百人ものせていて。中の雪 さみしかろな。空も地面(じべた)もみえないで。
あらためまして、「ご卒園おめでとうございます。」保護者の皆さまの温かな眼差しとご協力の元、子どもたちはとても豊かな雰囲気に包まれ、旅立ちの儀式を終えることが出来たと思います。こうしてこれからもいくつもの筋目を様々な心に見守られ、過ごしていくのでしょう!ほんの小さな第一歩の筋目ですが、きっと本人の頑張りと、保護者の皆さまの支えは、心に残っていくと信じています。
人生の中で自分以外のことにどれだけ感動や様々な旅立ちの寂しさにむせび泣いたり、あるいは歓喜を持って涙を流す経験がある事でしょうか?本日ご参集いただきましたことを心から感謝申し上げるとともに、皆様の感涙、心の中の涙をずっとずっと心にとどめておこうと思います。泣くときも喜ぶ時もしっかりと泣き笑いし、ひとつ一つの感情を昇華させていくことは大切です。「出会いあれば別れあり」この人間世界の必然を真摯な心で迎えていくことこそ、ご家族、保育園、幼稚園、学校、地域、日本にとっての宝物であると考えます。ありがとうございました。
カテゴリ:子育て
「卒園の日」
2025.04.04

おはようございます。
「ご卒園おめでとうございます」、ご家族の皆様に大切に育てられたお子様ひとり一人が、本日「キッズガーデンカリヨンの杜」を旅立っていきます!とてもとても感慨深いことです。子育ては本当に大変です。ですがその苦労があるからこそ子どもたちは「人間」になれます。今はまだ「真の人間」になるための途上であることは間違いありません。この先「自立」、「自律」し親元を離れ生活していけるようになるまでは、沢山の喜びや悲しみを経験し乗り越えていくだけの強さを身につけなければなりません。時間も親御さんはじめ多くの他者の支援も必要なのです。
子育ては手探りで行っていくほか手立てがありません。それは「唯一のひとり」の存在が、「我が子」であるからです。お父様、お母様、ご祖母様、ご祖父様、ご親戚に愛情をもって育てられなければ、適うものではないのです。そのご苦労は自己犠牲の上に成り立っているとも言えます。ひとりの大人、人間としての人生もとても大切なのですが、不器用でも苦手でも親御さんの暖かな心を込めた「ことば」、「えがお」、「しっせき」、「つよさ」等がなければ、子どもたちは育っていけません。
どうぞこれからのお子様の人生に対しても、大いに不器用であることに自信をお持ちいただき、寄り添ってあげてください。たとえ新しい場所に行かれても、私たちもずっと皆様をこの場所で応援しています。私が伝え切れない思い、応援の声を「地上の星」はきっと皆さまの心に伝えてくれると信じています。ありがとうございました。
中島みゆき 地上の星
風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく 地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
※名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
【中島みゆきの「地上の星」という楽曲は、表面的には単なる美しいメロディと深いリリックの組み合わせかもしれませんが、その背後にはより大きな社会的な意義が込められています。この歌は、通常は注目されないけれども社会の隅々で重要な役割を果たしている個人たち—地上の星—を讃えています。歌詞全体を通じて、中島は「目に見えない価値」を持つ人々の存在を強調しています。彼らはメディアで頻繁に取り上げられるわけではありませんが、彼らの行動や犠牲は周囲の人々やコミュニティ全体に無形の影響を与えています。例えば、献身的な教師、熱心な社会奉仕者、または家族を支えるために黙々と働く人々などです。中島みゆきは、これらの人々が持つ「静かな光」に光を当て、聴き手に彼らの存在を認識し、価値を認めるよう促します。歌詞には、しばしば見過ごされがちながらも、実は社会の基盤を支える重要な役割を担っている普通の人々への敬意が表れています。この楽曲を通じて、中島みゆきは私たち全員が何らかの形で「地上の星」であることを思い出させます。私たち一人一人が持つユニークな光は、もっと評価され、尊重されるべきだというメッセージです。それにより、この楽曲はただの歌以上のものとなり、聴き手に対して深い共感と自己反省を促す作品になっています。】
「一隅(いちぐう)を照(てら)す、此(こ)れ則(すなわ)ち国宝なりと。」
伝教大師 最澄
カテゴリ:子育て
悲観桜 緋寒桜 彼岸桜
2025.04.04

おはようございます。いよいよソメイヨシノの花が開く気候となってきました。今日から明日にかけて雨の予報も出ています。開いたところの風と雨に影響を受けることで情緒深さも感じますが、ほどほどであってほしいと勝手なことも思います。昨日は東北地方で暴風が吹きました。西日本では乾燥による山火事が広がっています。春となってもすさまじさを見せつける自然の脅威は、人間の力ではどうしようもなく神がかっています。被害が最小限となることを祈ります。
一方世界と日本の政治界も暴風が吹き荒れています。いっそのことあらゆる私利私欲、差別、紛争すべてを吹き飛ばしてくれればなどと思います。悲観的になる心は本人が作り出すものです。ソメイヨシノより早く咲く緋寒桜を観て悲観的になるかどうかは見る人の心次第。風刺画を戒めとして心に置き、ソメイヨシノの開花に希望を見出していかなければなりませんね。
【彼岸桜(ヒガンサクラ)・緋寒桜(ヒカンザクラ)・寒緋桜(カンヒザクラ)ってどう違うの?思ったりしませんか。間違えやすかったり、わかりにくかったり。「彼岸桜(ヒガンサクラ)」は、彼岸頃に咲き始める桜です。ソメイヨシノなどの桜に先がけて、赤みがかった可愛らしい花を咲かせます。「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と「寒緋桜(カンヒザクラ)」は、同じ桜です。緋色の花を寒い時期に咲かせる桜 ⇒ 緋寒桜(ヒカンザクラ)。「ヒカンザクラ」が「ヒガンザクラ」と間違えやすいので、寒緋桜(カンヒザクラ)と呼ぶことが多いようです。】
カテゴリ:生き物・自然・人間
米教育省の廃止?
2025.04.04

おはようございます。
トランプ大統領が「教育省廃止」の大統領令にサインしました。イーロンマスク氏と共に行き過ぎた多様性に歯止を施し、経済負担を軽減することが目的のようです。これに対し教員組織は当然反論しています。ジェンダー、移民等様々な問題に対し経済効率を持ち込んでいる政策は、他国の識者のアメリカへの不信感をも増長させています(自由の女神返還要求-フランス)。日米の安全保障、沖縄基地縮小問題もすべてが経済効率が元の考え方のように感じます。人間同士の問題、人を人たる人格に育て上げていくための教育への投資をないがしろにすれば、人間自身が堕落していく危険性が増すばかりです。「現状を力で変える」、これは軍事力で他国を侵略、または支配下に置こうとする野蛮な思想を持つロシア、中国だけではないと思います。「経済力」はいったい誰のためにあるのかを考え直さなければ、アメリカという大国が先導する政策は影響力が大きく、人類の存続にも関わっていくように感じます。
大きな危機感をもって、自分事として考え行動していかなければならないと感じます。今がその時であり舵取りを失敗すれば、人間が築き上げてきた崇高な思想や文明の衰退を招きかねません。いいえすでに始まっているといえます。
カテゴリ:政治・国際状況
一極集中
2025.04.04


おはようございます。
東京や都心への一極集中が増加傾向にあります。少し前になりますが3月8日中日「核心」に「若者確保競う地域」と題し、若者に意識調査をしたことが掲載されていました。国の後押しもあり地方へ戻る若者に対し、引っ越し費用の補助や地方公務員、家業継承などに携わる若者にも支援を広げているようです。しかし財力で勝る都市部の事業展開に地方ができないことが多いのが実情で、都内転入家族に手厚い子育て支援を実施している、東京などの自治体に勝る効果を得られていないといえます。
蟹江町も財政は潤沢とは言えず、隣接する政令指定都市名古屋市との様々な格差が、地域活性化や就業に対し影響していることは明らかです。利便性が高く、名古屋駅にも出やすいといった利点はありますが、今後のリモート社会充実への傾向を考えると、若い家族が増えている今のうちに、より充実した地域社会を作っていかなければならないと思います。住みよさの中身(子育て支援、インフラ、行政と民間、多世代交流)を充実し、目標を掲げ進んでいく必要があると感じます。民も努力を怠らず官への責任転嫁ばかりではなく、歩調を合わせた上で行政の活発なリーダーシップを期待したいと思います。
カテゴリ:政治・国際状況