お知らせ

ガーデンコミュニケーション

2021.06.28

おはようございます。ラジオを聴いていたらガーデンコミュニケーションコーディネーターという仕事をされている木村智子さんの話が放送されていました。詳細をネットで検索するとたどり着けます。是非試してみてください。現代社会は多世代の交流はもちろん、同世代の交流すら希薄になりつつあります。昔の様に大家族や地域のコミュニケーションが協力し合えるような環境があれば起きない問題が、今はたくさん生じています。孤独死、育児不安、児童や高齢者への虐待等々、人間同士のコミュニケーションが原因と考えられる問題がとても多いです。子育てにおいて居住する地域に悩みを相談したり、愚痴をこぼしたり、いたわりあったりする環境がないと親は安心して子どもを育てられず、気に掛け合える環境がないと、世の中に貢献されてきた方は生きてきた知恵を発揮できません。コミュニケーションガーデンは、そんな問題を大上段に振りかざし、高い位置から改善しようとするものではなく、花や野菜を植え収穫し、お茶でも飲みながら皆で語らう機会を作る場所のようです。話をするのが面倒で気を遣うのであれば、植えるだけでも良い。この気軽さが長続きの秘訣であると思います。どんな世代も健康な時にどんな環境で過ごすかが最も大切なことだと思います。世の中はどんどん便利になっていきますが、便利さの中で交流がなくなる事こそ最も恐れなければならないです。監視社会という観点ではなく、倫理や道徳に反することも含め戒めあえるコミュニテーこそ必要です。江戸時代頃までは「村八分」という掟がありました。共同体のルールを逸脱した者に課せられる罰則です。しかしこの掟でさえ、最低限火事と病気(疫病)の時だけは、助け合いの範囲になっていました。仲間に影響があることは、しっかり管理するコミュニティーだったのです。人間が作り出した便利さがコミュニティーを破壊していくのであれば、作り直す目線を考えていかなければならないでしょう。

カテゴリ:地域の皆様へ!

大切な生き物体験!

2021.06.24

蟹江町には水を好む野生の生き物がたくさん生息しています。川を住処とする魚、亀、蛙。それらを狙う蛇。田んぼには鷺類等比較的大型の鳥類が小魚を狙っています。このことについては、古くからこの土地に住んでいらっしゃる皆様の方が詳しいですね!警戒心が強く、中々間近で触れ合うことはできませんが、都会で見られない姿はとても興味深いです。私の幼少期は西枇杷島の下町、守山区の大森で過ごしました。記憶をたどると小学校3年生までいた枇杷島の方が心に強く残っています。近くに生き物がいないため、自転車で学校の決まりを破り、下小田井という場所まで友だちと虫採りに行きました。覚えているのは上級生がとりもち(松脂)を竹の先に付着させ、高い木の上のセミをとっていた情景、田んぼのあぜ道に足を下ろしたら亀の甲羅の上だったことに気付き驚いたこと、田んぼに入りカエルの卵をとり、お百姓さんに叱られた想い出。大量にとったゼラチン状の卵を家に持ち込んだら腐って母親に廃棄を命じられたこと。どれも私の中の愉快な思い出です。学童期後半に鳥が飼いたくなって、昭和区のおじいさんがジュウシマツの鳥かごを自転車の後部に積んで守山まで持ってきてくれました。私はとても喜んで世話をしました。セキセイインコも飼い繁殖していきました。たくさん孵る雛の中で、足が不自由な雛がいました。コトリ屋さんで薬をもらい、左手にコトリを仰向けに掴み、水に薄めた薬をスポイトで与えていたら、窒息させてしまったのです。私はあわてて飲ますのを止めましたが、小さな雛は私の手の中で静かに目を閉じ死んでしまいました。子どもなりにとても悲しく自分が手を下したことに罪悪感を持ったことを覚えています。思えばザリガニや蛙、蟻などの小動物の命をいとも簡単に奪っていたことと重なりました。生き物と共に過ごした楽しい思い出や悲しい記憶、そんな体験を繰り返し命をとらえ成長してきたのだと感じます。どうぞ、生き物がいる環境、お祭りが残る地域、そんな蟹江町が若く新しい家族にとって、いつまでもふるさとであってほしいと願います。豊かな環境と地域の人々の暖かい心が、保護者の生活と子どもたちの育ちを支えていきます。これからもよろしくお願いします!

カテゴリ:地域の皆様へ!

沖縄慰霊の日

2021.06.23

今朝の中日新聞社説は、6月23日が沖縄慰霊の日(アメリカ軍との組織的戦争が終結した日)であることを告げていた。ご承知の通り沖縄戦は本土の捨て駒として扱われたと評される。日本で民間人を巻き込んだ唯一の地上戦が行われた地である。戦後生まれの我々は、どちらかというと青い空、碧い海、輝く太陽、美しいハイビスカス、そんなイメージの方が強いのではないだろうか?しかし、ひめゆり学徒隊、集団自決、艦砲射撃等一部の戦争遂行者の判断で多くの人命が奪われた歴史には目をつぶるわけにはいかないのである。沖縄の言葉に「ちむぐりさ(肝苦りさ)」という言葉があります。新聞にも説明がありましたが、沖縄には自らが悲しいという気持ちを表す直接の言葉がないそうです。この言葉は「他者の痛みや苦しみを我こととしてとらえる(「あなたが苦しいと私もとても悲しく苦しいです。」)」を意味しているとのこと。唐、江戸幕府、薩摩藩、アメリカと次々に支配者が変わっていく時代の流れと共に、巧みな外交と芸能により乗り越えてきた沖縄の人々にとっては、自分一人の利益を考えていたのでは、沖縄そのものが滅んでしまうと感じたのではないでしょうか。その壮絶さは想像に絶する苦労だったと思いますが、だからこそ「ちむぐりさ」という言葉に込めた深い思いが生まれたのだと感じます。「なんくるないさ(何とかなるよ)」も、精一杯努力し、これ以上何もできなくなった時に使う言葉です。私たちは戦争の悲惨や残虐さを決して忘れてはならないのです。日頃の生活の中でも人を責める前に自らを省みて、話すべきことは話し、威圧的、暴力的な発言を避け、冷静に問題を解決する姿勢を心掛けていかなければならないと思います。これから夏にかけ広島、長崎原爆の日、終戦の日等戦争の話が増えていきます。未来の日本が戦争を起こさないように、身近な人間同士が争いを問答で解決できるように努力するためにも、戦争の話を積極的に知る機会としなければならないと考えます。

カテゴリ:戦争

どうぞお気軽に!

2021.06.18

感染症も少し下火になりましたが、まだまだ予断を許さない状況が続いております。皆様お元気でお過ごしですか?本園では在園児様の送り迎えも現在玄関前で行っております。マスクをし、距離を保ち、応対しますので、どうぞ懐かしい園庭や保育職員に会いにおいでください。中へは入れませんが、私たちが駐車場に出ますので遠慮はいりません!こんな時こそ人に会い、気持ちを伝えあうことが大切だと考えます!本園にご縁がある皆さんは我々職員の励みでもあります。年月が過ぎ去るのは早いものです。一瞬一瞬を貴重な機会と捉え、今日1日を過ごしてまいりたいと思っています!

alt
今年もジャガイモの収穫をしました!園庭もどんどん緑が増えていますよ!

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

晴れ間が

2021.06.17

今日は爽やかな1日となりそうです!子どもたち、ご家族様にとて良き日となることを願っています。

カテゴリ:お知らせ

- CafeLog -