お知らせ

ことばあそび

2024.07.17

alt

おはようございます。中日歌壇6.30から私の「いいな!」を抜粋しました。
【「窓口でぺこぺこする人怒鳴る人口ごもる人偶(たま)に祈る人」(評)願い出を受け付ける役所の窓口の様だ。卑屈な人、怒りまくる人、口ごもって要領を得ない人は良く見かけるが、「祈る人」は珍しい。何やら不思議の感がただよう。面白い場面を歌った。
「装いの明るくなりて青空にある歩道橋渡る子供ら」「青空にある歩道橋」という構図の大きさにまず感心する。そして「明るく」「青空」「ある」とア音の続く明るいひびき、一首の大らかなリズムが内容を生かして、広やかな空間へ読者を導く。】
様々な人間模様が織りなす風景は、心を和ませ、時には自分の姿、言動を省み反省の一助とすることが必要であることを想いださせてくれます。短い言葉とリズムで表現する俳句は、とても素晴らしい日本の文化だと思います。たまに味わってみるのも良いのではないでしょうか?

カテゴリ:宗教・文化

俳句のおもしろさ

2024.07.07

alt

おはようございます。中日歌壇6.30から私の「いいな!」を抜粋しました。
【「窓口でぺこぺこする人怒鳴る人口ごもる人偶(たま)に祈る人」(評)願い出を受け付ける役所の窓口の様だ。卑屈な人、怒りまくる人、口ごもって要領を得ない人は良く見かけるが、「祈る人」は珍しい。何やら不思議の感がただよう。面白い場面を歌った。
「装いの明るくなりて青空にある歩道橋渡る子供ら」「青空にある歩道橋」という構図の大きさにまず感心する。そして「明るく」「青空」「ある」とア音の続く明るいひびき、一首の大らかなリズムが内容を生かして、広やかな空間へ読者を導く。】
様々な人間模様が織りなす風景は、心を和ませ、時には自分の姿、言動を省み反省の一助とすることが必要であることを想いださせてくれます。短い言葉とリズムで表現する俳句は、とても素晴らしい日本の文化だと思います。たまに味わってみるのも良いのではないでしょうか?

カテゴリ:宗教・文化

猿の惑星 キングダム

2024.06.02

alt

おはようございます。
「猿の惑星 キングダム」を見に行きました。私よりも連れ合いがシリーズ全てを何度も見ており、大ファンなのです。確かにこのシリーズは画期的な考えの元よく考えられていると思います。シリーズ1作目からすでに半世紀が過ぎています。このように長く愛される?映画も他には見当たらないのではないでしょうか?猿から進化した人間が目指すところは何なのか?科学技術を進歩させることが真の人間の幸せにつながることなのか?どの作品も考えさせられるものばかりです。どこから見るかは様々な情報がありますので、興味のある方は確認しても良いと思います。私的にはこの作品のエイプ(猿)が、鷹を育て共生する部族である設定が素晴らしいと思いました。
①猿の惑星(1968)・②続・猿の惑星(1970)・③新・猿の惑星(1971)・④猿の惑星・征服(1972)・⑤最後の猿の惑星(1973)・⑥猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011)・⑦猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014)・⑧猿の惑星:聖戦紀(グレート・ウォー)(2017)・⑨猿の惑星/キングダム(2024)+PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001)

カテゴリ:宗教・文化

かわら美術館 ヤマザキマリの世界

2024.05.19

かわら美術館
alt
あおいパーク 収穫体験
alt

おはようございます。
高浜市にある「かわら美術館」に行ってきました。鬼瓦の作り方、展示、図書館、付近の散策、食事(とんかつ、すし、館内レストラン=事前に予約しておいた方が良いです)など様々な楽しみ方ができます。お子様連れには少し車で走ると明石公園、水族館、碧南市農業活性化センター「あおいパーク」等があります。「あおいパーク」で昼ご飯を食べました。刺身や海産物はお勧めです。また、農産物(その日はダイコン150円で1本、スナップエンドウ300円で300グラム、玉ねぎ3個など)旬な野菜を収穫体験できます。ハウス栽培もあるようです。調べてからが良いかもしれません。その他にも農産物直売、温室もあり楽しめます。
そもそもなぜ行ったかと言えば、「ヤマザキマリの世界展」が開催されていることを、山下達郎のラジオで知ったからです。「テルマエ・ロマエ」が映画化される等、マスコミにも顔を出し、絵画、漫画、評論と多彩な力で表現するヤマザキさんは面白いと感じます。丁度その日がご本人が講演に来る日でしたが、予約が必要なため残念なことでした。情報は能動的にアンテナを立てていると入ってきます。日頃から関心を持ち過ごしたいものです。過去の展覧会も中々興味深い人、対象を扱っています。少し遠いですが、お好きな方は一見の価値ありです。

カテゴリ:宗教・文化

野口雨情の世界

2024.04.21

alt

alt

おはようございます。
野口雨情は明治から大正期にかけて活躍した作詞家、詩人です。代表作に『十五夜お月さん』『七つの子』『赤い靴』『青い眼の人形』『シャボン玉』『こがね虫』『あの町この町』『雨降りお月さん』『証城寺の狸囃子』など多くの名曲が伝わっています。日常や世情、自然の様子を情感豊かに歌に盛り込む才能は、他者に代えがたい雨情独特の人間への眼差しがあります。優しさあふれる描写がとても心に染みるのです。
【野口雨情(1882-1945)は、63年の生涯において、約3000編近い詩歌と約800編という多くの童謡を作りました。故郷の農、漁村生活から生まれた自然詩は、虚飾のない素朴さと美しい叙情にあふれ、貧しい人々の生活や弱者に対する限りなく温かいまなざしが内在しています。また、童謡の真髄の「童心」について、深い考察を残しています。(野口雨情記念館HPより抜粋)】
雨情の実家(記念館)が茨木県北茨木市磯原、太平洋岸から100mほど離れた場所にあります。東日本大震災で被害を受けましたが、孫で記念館館長の野口ふじ子さんによって再建維持さています。足を運んだことはありませんが、ぜひゆかりの地を残していただけたらと願います。野口家は徳川御三家水戸藩の郷士の系譜で、光圀(2代藩主)、斉昭(9代藩主)、慶喜(15代藩主)に仕えました。水戸学(弘道館)の中心人物である藤田東吾は幕末の志士に大きな影響を与えた「尊王攘夷」の学者でもありました。先駆的な考え方を持った地域だからこそ、歌や芸能などの文化も発達したのかもしれません。「シャボン玉」、「雨降りお月さん」は「飛ばずに消え」、「生きていれば成長し花嫁となった」娘二人の死に、重ねた歌とも言われています。意味を知れば愛娘を失った親の気持ちがひしひしと伝わってきます。

カテゴリ:宗教・文化

- CafeLog -