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保育園の役割

2025.10.21

月齢が小さいころは心身の発達が目覚ましく、日に日に成長する姿があります。このことは本人の嬉しさは元より、育てている側の大きな励ましにもなっています。乳幼児期の発達はとても速いため、育てる大人はその瞬間を見逃しかねません。

成長を一緒に喜び、寄り添っていく嬉しさを十分に味わえることが至福の時だと思います。発達の過程にも個々それぞれの特徴が現れます。それこそ親御さんであれば唯一の喜びですね!まるで自らの分身をみているようで、きっとどの子よりも我が子のことが愛おしく思える瞬間です。

今日の一枚一枚に個性あふれるつくし組さんの個々の姿があります。その素晴らしさ愛おしさを認めていくために、親御様もほんの少し発達の過程を参考にされると良いと思います。標準の発達はあくまで他者との比較をするのではなく、遅い速いやうまくできる出来ないを評価するためのものではありません。

近い未来に訪れるであろう発達地点を見据え、「あー今はこのあたりなんだな。」と理解できると、いっそう楽しみが増えるのです。保育を学び、子どもが手を離れたから言えることもありますが、だからこそ自らが若かった親時代にもっと知っておくべきだったという思いも振り返ります。

人生のステージには順番があります。若さには体力があるから「子育ての大変さ」も乗り越えられます。体力が低下し子どもが手を離れると、直接の子育てが難しくなることと引き換えに心にもゆとりが生まれます。このようだからこ祖父母の役割も生まれます。

上手に「お手伝い」をしてもらうことも人間の知恵です。血のつながった祖父母様ばかりではなく、地域の人々も地域の子育てに参加することで、新たな絆も生まれるはずです。その場所こそ現代で必要になっているよりどころです。

キッズガーデンではそのような場所つくりをしていこうと、「園庭開放」、「ヨガ」、「ぐちゃぐちゃあそび」、「子ども食堂」等を行っています。中々ハードルが高いかもしれませんが、保育園が子育て真っ最中のご家族ばかりではなく、仕事を引退された知恵ある住民の皆様、もちろん園児さんの祖父母様にも広く開かれた場所となるように、地道に催し物を展開していきたいと考えています。保護者ページをお読みいただきお心当たりがありましたら是非お知らせください。

カテゴリ:福祉

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