お知らせ

台湾有事発言の影響

2025.11.22

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おはようございます。
台湾が有事の際の日本の対応について、中国は過敏に反応しています。積年の政治活動の結果がこのような風当たりを生んでいるのは確かです。折角習近平氏と互恵関係を結んだと思った矢先の急変は、自らの発言がもたらした結果であることを自覚する必要があると思います。「発言撤回」はしないと言い続けていますが、いくら今までの考えの基本は変わっていないと言っても、中国人は日本人ではありませんので、考え方の違いや歴史の経過をたどると、これ以上意地を張ることが本当に正しい選択なのかが疑問に思われます。確かに「言葉は魔物」です。お互いが違和感を持つような表現は現に慎むべきですが、中国人には彼らにしか通用しない表現があります。日本人も同じです。その差異を許容する度量がないのであれば、やはり安易に安易な言動をすべきではないと思います。

カテゴリ:政治・国際状況

「憎しみに未来はない」(11.9中日 社説)

2025.11.22

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おはようございます。
世界の隣国同士の戦乱が絶えない昨今の情勢について、中国共産党機関紙「人民日報」の論説委員だった馬立誠(ばりうせい)氏が、「憎しみに未来はない」というタイトルで「融和実践の大切さ」について触れています。
歴史ではフランスとドイツが歴史的な和解の場を作り出しています。フランス、シラク大統領ノルマンディー上陸作戦60周年記念に初めて招待したドイツのシュレーダー首相の前で、「憎しみに未来はない。平和への道は常にあり得る」と強調し、完全な和解へと踏み出しました。
日本と中国においてもそのような機会は何度もあったと思います。双方の時の政権があゆみよる度量、省察を実行していくことで、仏独のような真の和解は成立する道が開けてくるのではないでしょうか?中国がロシア、北朝鮮と軍事パレードで武力を誇示し、日米が軍事力増強を打ち出し、台湾有事における武力対応を明言していては、「融和」の道は遠のくばかりです。姿勢や発言を明瞭に打ち出すことは、良きにつけ悪しきにつけ影響力が大きいです。世界が平和への歩みを始めるのは、まだまだ時間がかかりそうです。しかしできないはずはありません。

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高市総理の実力が試される!

2025.11.09

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おはようございます。
さて所信表明演説が終わり、いよいよ国会に向けた動きと外交交渉(ASEAN/APCE・トランプ大統領来日)が終わりました。所信表明演説は早くも中道野党の反感を買い、先行きが怪しくもなってきています。トランプ大統領の来日に対し、「アメリカとの関係を高みに・・・?」とはいったい具体的には何を示しているのでしょうか?立派な軍需装備を整え、武器を輸出できるようにし、米軍兵士の犯罪を見過ごし、より戦争に近づくための準備を行うことなのでしょうか?ノーベル平和賞推薦?情けないことを・・・・。拉致問題は強気の発言でご家族にも期待を持たせています。海外においても評価は様々です。韓国大統領、中国首相との初会談、世界に華々しいデビューを終えいよいよ国会論戦に入ります。静かに注目していきたいと思います。
タカ派色は今のところ影を潜めていますが、アクセル全開の「維新の会」と突き進んでいくことで日本は本当に大丈夫なのでしょうか?ますます中道政党のブレーキ役が大切となっていくのではないでしょうか。高市氏の若い人たちの支持率は高いそうです。「はっきり」、「力強く」、「笑顔」での弁舌は戦略的な匂いさえ感じます。戦争、排他的政策に傾いていかないよう監視が必要です。

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高市内閣の行方!

2025.10.25

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おはようございます。
期待を背負い「高市内閣」が発足しました。歯切れのよい記者会見は今のところ国民の「期待感」を醸成しているようです。「大いに期待している、まあまあ期待している」でおよそ50%を占めているのは、日本で初めての女性総理であることも含まれているのではないかと感じます。
公明党と連立を解消し新たに維新の会とタッグを組み、はたして少数与党の踏ん張りはどこまで利かせることが出来るのでしょうか?威勢の良さがいつまで続くのか期待をして見守っていきたいと思います。公明党が主張し続けていた「政治と金問題」は臨時国会召集後、物価高対策に並ぶ重要問題だと思います。早急な対応で政治組織の刷新を図っていただくことが、長期政権への窓口を開くきっかけとなるはずです。「信なくば立たず」が今の状況ではないでしょうか?どんな状況であれ国の代表となった限りは、順序を間違えず公明党の連立離脱を活かして頑張ってほしいと考えます。

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新総裁は大丈夫か?党の選択はこれで良いのか?

2025.10.13

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おはようございます。
自民党の新総裁が高市早苗氏となりました。ようやく諸外国に並んだ女性党首の誕生は喜ばしいことかもしれません。政治家一家ではない議員として、信念をもって生きてこられた姿勢は素晴らしいと思うのですが、タカ派として危険視されている氏が「爪を隠し?」圧倒的な党員票によって決選を制しました。麻生氏の働きかけ、茂木氏の協力などの様を観ていると、自民党の解党的再生は「今回もならず!か」と疑いたくなります。派閥政治や長老の顔色をうかがい、しかも裏金議員は排除せず安部元首相の路線を踏襲する構えも見せていく様相を呈します。公明党の斉藤代表は靖国問題、外国人対応、裏金問題などへの考え次第では連立を組むかどうかは分からない。とまで明言しています。ただでさえの少数与党が、これでは話になりませんね。
また、自民党員全員に馬車馬のように働くことを求め、自身のワークライフバランスをも捨てる、と言い放っています。今の社会状況をはき違えているようにも捉えられる発言で、信頼を回復できるとお考えなのでしょうか?大いに疑問を感じます。代表民主制のため国民が意義を申し立てる機会はやはり選挙のみです。石破総理同様、選挙惨敗を理由に自民党内からの保身者、派閥からの圧力によって短命に終わるのではないかと危ぶみます。やはり何も変わらないと思えます。

カテゴリ:政治・国際状況

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