倒されてたまるか!
2025.05.05

おはようございます。
トランプ大統領はアメリカ車が日本で走っていないのは、日本側の厳しい検査があり合格しないように仕組まれていると言いたげです。とんでもない言いがかりにしか聞こえません。燃費が悪く安全性が低い車をわざわざ購入するのは、マニアックな車好きの人だけではないでしょうか?(もちろん車スキは悪い事ではありません。)つつましやかに生きる日本の庶民は、みすみす故障し燃費が悪く、高くつくような車は購入しないでしょう(すべての車がそうではありませんし、外国車にも優秀な車はあります。)。また米(こめ)を輸入しないのも、たとえ市場に出回ったとしても、味や品質に疑問があり買えないのではないでしょうか?米を主食としている日本人はそれだけ繊細な味覚も持ち合わせているのです。いずれにせよ何かと言いがかりをつけ、交渉に持ち込もうとする姿勢は、中国が話しているように国と国との関係性を「真摯」に「敬意をもって」前向きに対話していこうとする姿勢に欠けているのではないでしょうか。ロシアが停戦交渉後にウクライナへミサイル攻撃をしたことで、既にトランプ氏の発言は変わってきているようです。大統領自身の権威を失墜されると風向きはコロコロと変わります。本質を疑わざるを得ません。
カテゴリ:政治・国際状況
ワシントンの桜
2025.05.05

おはようございます。
「なごやか外交-4.20中日新聞 桜がつなぐ日本とアメリカの絆」駐名古屋米国首席領事アンナ・ワンさんが、かってワシントンに日本から寄贈された桜(1912年)を、遠方から楽しみに愛でに来るアメリカ人の姿を伝えています。さらにこれで終わりではなく1981年日本で洪水が起きたくさんの桜が被害を受けました。その時ワシントンポトマック川の桜から押木をいただいています。最近では岸田首相が令和6年に桜の苗木250本を寄贈しています。日米の絆は自然を通じた心で通い合っています。
さくらは「桜の美しさはその儚さにある」。短い間しか咲かないからこそ、一瞬の美しさを楽しむことの大切さを教えてくれる-文中。この日本人の「死生観」、「生活感」を知ったうえで花を見つめることで、見え方と思いは異なってくるのです。
ぎくしゃくしている日米関係、揺れ動く世界情勢を一面的な捉え方のみで考えるのではなく、歴史的な友好関係、文化交流をも含め、政治的処遇についても考えていくことが大切でしょう。たとえ考え方が違う民族同士でも、日中が国交を回復したときの様に、ある問題を突き詰めすぎず「棚に上げる-竹島問題」ことも一つの知恵だと思います。ユダヤ、パレスチナ、ロシア、ウクライナ等、深く根を張る民族問題が、人間同士の破壊行為となっては、悲しみのみが残っていく結果となります。
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国の代表者のあるべき姿とは?
2025.04.12


おはようございます。
新しい年度に入り世界は激動が続きます。民主主義における国民の最善の利益を踏まえた?韓国の司法が貫いた正義、アメリカが行う自国優先の民主主義、日本の議会民主主義が、結果的に生じた少数与党に応じた対話の姿勢。民衆の勢いと科学の力、様々な組み合わせが少しでも正しさを欠いたならば、人間社会全体がねじ曲がっていく方向にあると思います。たとえ科学が発展したとしても、何を本質として大切にすべきかを見失えば、人間社会はいとも簡単に崩壊します。争いにおいて諜報戦略や民意の扇動は昔から存在していました。この科学が進んだ時代においても人間は翻弄され続けています。
関税問題に関して日本はアメリカに交渉を持ちかけ税率の修正を申し出ています。アメリカは中国の様に対抗措置をとった国に対しては応戦し、日本の様に対話を申し込んだ国には90日間の執行猶予を発表しました。おかしな話です。はじめに「おどし」と言えるような方法で関税政策を発表しておきながら、相手が下手に出れば「話し合いましょう」、これが政治手法であるならば、とてもではありませんが正当な民主主義的言動、手法だとは思えません。政治は個の利益追求では片手落ちです。「経世在民」を旨としなければ人間社会は間違っていきます。
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アメリカ大統領として関税発動する重さを感ぜよ!
2025.04.12

おはようございます。
トランプ大統領の関税が発動されました。日本政府は自分たちは大丈夫だろうと考えていた節もありますが、アメリカ政府の計算式に当てはめられた24%は、他国への対応と替わりなく、特別な扱いはありませんでした。中国は即座に同じ関税率でアメリカ製品の輸入品に34%の関税をかけ制裁の応酬となりそうです。
石破総理は早速与野党議員を参集し、電話会談などを通じ、日本が最大のアメリカへの投資国であることを伝え、見直しを求めていく旨を述べていました(7日実施)。そして双方が担当者を立て対話を行う方向で動き始めています。何となく交渉の席に持ち込もうとする策に導かれているように感じます。アメリカの他国への姿勢を観ていると日本だけ特別扱いはしないのでは?と考えられます。株価は暴落し、物価は高騰、良くない傾向も今後進んでいくように思います。アメリカ国民に恩恵がさほどなければ、新たなリーダーを求める米国民の世論は高まる結果を招くと考えられますが、世界のリーダーであったアメリカの精神的支柱や誇りはどこへ行ってしまったのでしょうか?中国、ロシアに続き自国優先の考えが今後も促進していけば、世界中が分断していくこととなるでしょう。そのような世界は人類の衰退を招きます。
今こそ道義の国であるはずの日本がアジア諸国を説得し、道義では先輩(老子、孔子、ブッダを生んだ地)であるはずの中国、韓国、東南アジア諸国と対話し、紛争、貧困、健康福祉などに対しリーダーシップを発揮していくべきだと思います。理想論だと言われても理想は必要です。空論であろうがなかろうが正邪について盲目となってはいけません。
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米教育省の廃止?
2025.04.04

おはようございます。
トランプ大統領が「教育省廃止」の大統領令にサインしました。イーロンマスク氏と共に行き過ぎた多様性に歯止を施し、経済負担を軽減することが目的のようです。これに対し教員組織は当然反論しています。ジェンダー、移民等様々な問題に対し経済効率を持ち込んでいる政策は、他国の識者のアメリカへの不信感をも増長させています(自由の女神返還要求-フランス)。日米の安全保障、沖縄基地縮小問題もすべてが経済効率が元の考え方のように感じます。人間同士の問題、人を人たる人格に育て上げていくための教育への投資をないがしろにすれば、人間自身が堕落していく危険性が増すばかりです。「現状を力で変える」、これは軍事力で他国を侵略、または支配下に置こうとする野蛮な思想を持つロシア、中国だけではないと思います。「経済力」はいったい誰のためにあるのかを考え直さなければ、アメリカという大国が先導する政策は影響力が大きく、人類の存続にも関わっていくように感じます。
大きな危機感をもって、自分事として考え行動していかなければならないと感じます。今がその時であり舵取りを失敗すれば、人間が築き上げてきた崇高な思想や文明の衰退を招きかねません。いいえすでに始まっているといえます。
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