お知らせ

災害は待ったなし!

2024.01.11

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明けましておめでとうございます。今年も子どもたちの成長を支援し、保護者の皆様に信頼していただけるよう努力を重ねていきたいと考えております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
しかしおめでたい出来事ばかりでは無いですね。元旦に能登半島で強い地震が発生、津波、地盤の液状化による家屋の倒壊、火災で多くの方が家を失い、避難所での不自由な生活を強いられています。日を追うごとに亡くなった人も増え心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
災害は時と場所を選びません。唯一の命を守るためあらためて日頃からの心と身体、持ち出し品等の準備の大切さを思います。地球で暮らす以上地下深くで活動する源の力には逆らうことができません。人間が築き上げた生活基盤を一瞬で破壊する力はどうすることもできないのです。せめて最悪を想像し記憶にとどめ、有事への対応を整然と行うのみです。その時に慌てることがないように、日頃から心も磨く必要があります。行ってらっしゃい。

カテゴリ:災害と自然復興

若い林業家の志 植林で災害防止!

2021.09.15

昨日のニュース報道で植林をビジネスとして実践している若い起業家を取りあげていました。

「死者・行方不明者が88人に上った紀伊半島豪雨から10年。和歌山県で土砂災害を防ぐことを目標にするベンチャー企業が誕生。手掛けるのは山に木を植える植林。奥川季花社長は、植林で利益を出す仕組みを作ろうと起業。理念に共感してもらった客に観葉植物として木の苗と鉢のセットを販売。2年間育ててもらい、大きくなった苗を会社が引き取って植林。山を管理する際に出た間伐材を加工し、購入者に還元する計画。自身が和歌山の豪雨災害で仲間を失なったことが起業の動機だそうです。」(内容概略)

誰もが思いつきそうですが、世の中に訴え、実践していることが素晴らしいことだと感じます。私もドングリ(クヌギ、コナラ)を鉢植えし育てていますが、個人では植林の範囲も限られ、世の中を動かすことは難しいです。この方は災害を間近で体験され、大切な人も失うという、とてつもない悲しみに遭遇していることも大きな原動力になっているとは言え、志を持った素晴らしい実践者だと思います。このような志を持った人々がいる以上、日本、世界はまだまだ生き残れるのではないかと期待します。環境の事を思い実際に行動に移すことは、個人では、「ごみはゴミ箱へ捨てる、素材の再利用、食品ロスを減らす・・・」、企業レベルでは、「脱炭素、自然エネルギーの利用、有機農業の普及、林業の復興、耕作放棄地の管理運営・・・」数え上げればたくさんあると思います。そのどれか一つでも一人ひとりが心掛け、小さな実践を続けていけば大きな力となるはずです。全国を回り苗木を預け、仕事を生み出し自然環境を保持していく、この素晴らしい着想と取組に大きな拍手を送りたいと思います。

カテゴリ:災害と自然復興

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