お知らせ

お伊勢さん

2025.03.16

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おはようございます。
週末に日帰りで伊勢神宮へ行ってきました。電車はあらかじめビスタカーの2階席を予約し、名古屋駅からおよそ1時間20分程度で伊勢市駅に到着、歩いて外宮でお参り、それほどの混雑もなく順調に正宮にたどり着き参拝を済ませ、赤福のお汁粉をほおばり暖まりました。内宮へはバスで15分くらいでしょうか(渋滞あり)?とにかく人の数が多かったです。歩けないほどではありませんでしたが、人混みが苦手な小生は疲れが倍増、おかげ横丁までに手こね寿司と伊勢うどんで元気回復したのでした。なんだか「食べに来ました!」ツアーの様相を呈し、でもこれがお伊勢参りの醍醐味なのかもしれません。神様、他者への感謝を忘れず、おいしいものを食べ旧知の友と近況をやり取りするのも、人が生きていくために必要な瞬間であることをしみじみ思うのでした。
【江戸時代、自由な長旅がまだ困難なころのこと。わずか五十日の間に数百万もの人々がこぞって伊勢に押し寄せるという出来事がありました。そんな旅人たちを、伊勢に住む人々はあたたかく迎えたそうです。それは神恩感謝の深い気持ちであらゆるものをありがたく受け入れる信仰心の表れでもありました。旅人はその“おかげ”から無事にお参り出来たので、お伊勢さんへの旅はいつしか “おかげ参り”と呼ばれるようになりました。
今でも伊勢には大勢の人が参拝に訪れます。世の中の仕組みも、人々の暮らしもすっかり変わってきましたが、おかげ横丁は伊勢人の思いを受け継ぎ、晴れやかな旅の喜びを味わっていただきたいと参拝の方々をお迎えしています。どうぞ、ゆっくりと赴くまま、心が十分に満たされるまで、おかげ横丁でお過ごしください。おかげ横丁を歩く楽しみは、かつての参宮街道の賑わいや伊勢に伝わる暮らし文化に触れること。それは日本の伝統文化の価値に気づき、今の暮らしを見つめなおす事でもあります。】

カテゴリ:宗教・文化

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