お知らせ

有機的な関係づくりが有機農業を生む

2025.04.21

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おはようございます。
食料自給率が低く大きく輸入に頼っているのが日本の現状です(3.30中日新聞サンデー版)。このままでは食糧危機が襲ってきた時にどうすることもできません。この状況を変えるべく動いている自治体は全国で131市町村にのぼっています。愛知県では東郷町、岡崎市、知多半島など比較的農地が多いところに限られていますが、西部にも同じような条件の地域はあり、蟹江でも細々ですが、畑や田んぼは維持されているので可能性はないとは言えないはずです。
有機農業は化学肥料や農薬を使わず、身体にも環境にも良いとされています。また、地域の生態系の回復が見込まれ、様々な生き物が共に暮らす生物多様性にも貢献できます。長い目で見れば有機物を土壌に定期的に漉き込むことで土壌に炭素が含まれ、二酸化炭素の増加を防ぐこともできるのです。「手っ取り早く大量に」といった食料生産とは逆向きであることで、地球や人間に優しくしていくことも可能です。
そのためにも表題の通り「有機的な人間関係づくり」を意識していかなければならないと思います。地域の自然が戻れば子どもは安全に健康に成長できます。また同じ志で集まった人たちの連帯は新たな地域関係を作るための基礎にもなっていくはずです。有機農業は思わぬ副産物を含んでいます。ぜひ進めていくべきです。

カテゴリ:生き物・自然・人間

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