お知らせ

古きものの良さ 新しきものに託すべきもの

2023.07.06

おはようございます。気温も高く湿度も高いですが、晴れ間もありそうですね。
朝の連続ドラマ「らんまん」、江戸明治期を酒蔵一筋で生きてきた万太郎の祖母が、この世を去るまでの激動を振り返り、変わっていく時代に沿い進んで行こうと心を決めるシーンがありました。酒造りの税金を国を動かす原資にしようとする新しいシステムに、新たな当主(万太郎の姉)は組合を作ろうとします、万太郎と祖母は、本家分家の枠を超え、老舗を守るために慣例を度返しし、姉婿(元は使用人)に酒蔵の継承を託します。新たな試みは家制度に沿って我慢し生きてきた人々(分家)の反感を買います。祖母は礼を尽くしながらも世の移り変わりを受け入れ、分家衆に理解を求めます。病に侵された大木(桜)に自分自身をなぞらえ、伐採されることを知った万太郎は、まだ元気な枝を台木に接木し、新たな生命のつながりを祖母と共に喜び合います。伝統の形ばかりではなく、大切な心を伝承していく決意を多世代で感じ見守る姿に、今の世の中に必要な心の姿勢と、生きるヒントをもらいました。行ってらっしゃい。

カテゴリ:生き方

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