お知らせ

土の大切さ

2024.01.30

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おはようございます。
中日新聞日曜版(1.28)では土の大切さを「食を支える土」として紹介しています。人間の体内にも微生物は数億生きていますが、土の中はその数をはるかに超えています(100億個1万種類)。土がなければ野菜は栄養を採って育つことができません。人間や動物(牛、豚、鶏)は直接土から栄養補給できませんので野菜は必需品です。このことをしっかりと理解していくことが人類存続のカギとなります。
ところが太古の地球にも土は存在していませんでした(火山島、月や火星にも)。様々な植物や昆虫が生きるようになって初めて土を耕し誕生しました。生き物は共生関係にあります。なかでも「ミミズ」は枯葉、土を食べ自らの糞で土に隙間を作り微生物、植物の育ちを支えています。土が通気性を保つことは植物が伸ばす根に十分な空気と水分を行きわたらせます。普段よく見かける生き物(ダンゴムシ・ムカデ・きのこ・微生物)こそ人間を支える縁の下の力持ちなのです。科学が進んだ現代でも土から取り出した微生物で生き続けられるものは1%に過ぎないそうです。当たり前に存在する土、生きものの存在は人間生活を支えているのです。嫌悪する生き物にも役割があります。【日進市周辺の東部丘陵や東郷町の愛知池などで定期的に散策や調査をしている市民団体「日進岩藤川自然観察会」が今月、両市町で見つけたガをカラー写真付きで紹介する冊子「みぢかにいる蛾(ガ)」を発行した。収録したガは494種類に上る。代表の鬼頭弘さん(71)は「ガは嫌われることが多いが、実は生態系を支えている」と力を込める。ガは生態系の食物連鎖の中で、植物を食物とする1次消費者で、ほかの昆虫や両生類、爬虫(はちゅう)類、鳥類などに食べられることで、生きものたちの食を支えている。ガの数や種類が多いほど、その地域にさまざまな植物が存在し、多様な生きものが生存できる環境であることを示すという。】行ってらっしゃい。

カテゴリ:生き物・自然・人間

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