お知らせ

「あそぶ」こども おとなの権利

2024.06.24

2つの行事(ぐちゃぐちゃ遊び・パパ育BBQ)を実施しました。
ぐちゃぐちゃ遊びは午前とはいえ気温も高く、わずか1.5時間ほどでしたが、水分補給は欠かせませんでした。しかし子どたちも保護者様も暑さに負けず、思い切り遊ぶ様子はとても見ていて気持ちが良い光景を作り出したのです。

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子どもたちはまずはぐちゃぐちゃ遊びのように「素材」に触接触れ、その感触を視覚、触角、嗅覚などを使って感じます。次に近くにある道具や玩具を使い、そのものを繋ぐ、並べる、載せる、塗る、吹く、なぞる等をして、素材の性質で遊びます。この段階では大人が積極的に形を作る、子どもたちが面白いと感じること(組み立て、積み上げ)を積極的に提示することも必要です。

さらに普段の生活の中で視たり聴いたりしていることを、自分の指、手、腕を使い具体的に再現(表現)しようとします。この段階が「みたて」、「つもり」等の発達段階です。ここで仲間が必要となればお店屋さんの「役割分担」となり、ごっこ遊びへと発達が進んでいきます。

子どもたちの意欲がさらに増していくように、私たち保育者も「今までにない」、「意外性と不思議」、「大人もワクワク!」を大切にしていきたいと思っています。大人が楽しむこと、笑顔たくさんになること、不思議や神秘に目をみはること、この姿勢こそ「子どもたちはよく見て、感じています」。

子どもたちの近くに何にでも楽しみ、興味をもって挑戦していく大人がいることは、子どもたちが生活する環境としてとても大事です。苦しいことが多いのが生きる世界ですから、せめて「人生を面白がる」を忘れたくないですね。その生き方が子どもたちを明るい生き方へと導くに違いありません。

カテゴリ:子育て

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