ハイテク機器の利用 ドローン
2024.11.01
災害救命ドローン
戦闘ドローン
2001年宇宙の旅
おはようございます。
ニュースでドローン、ロボットが活躍(暗躍?)する報道をよく耳にします。人類はより利便性が高く、高度な機能を搭載した機械を利用することが増えていくと感じます。
立ち止まり考えるべきことは、「人類のためになる使い方をしているかどうか」です。以前「2001年宇宙の旅(スタンリー・キューブリック監督、アーサー・C・クラーク脚本)」という映画についてお話したことがあります。内容は人間が開発したコンピュータ「HAL(ハル)」が自身の思考によって、人間の目的を妨げようとし、最後は人の手によって「思考停止」となり、人類は木星探査の成果を得る(かなり要約)といった粗筋となります。1968年(なんと56年前)に制作された夢とロマン、未来を予測した素晴らしい作品です。アーサー・C・クラークの小説(幼年期の終り等)と共に是非ご覧ください。
さて、ドローン一つとっても、活躍と暗躍があります。暗躍はもちろん戦争利用です。登載された爆弾によって命を落とした方は、世界でどれくらいいるのでしょうか?これは絶対に自制し禁ずべき使用方法です。一方災害時の原因追及(3D画像?作成)は、現地に足を踏み入れた調査による人的リスクを回避し、物的危険やコストをかけなくても対策を講じることが可能となったことは、大変すばらしい技術革新だと思います。他にも介護、老化改善ロボット、お掃除ロボット、危険個所の支援ロボ等、素晴らしい支援を可能としている機械もたくさん存在しています。
要は人間がどんな目的でどのように使用していくのかにより、善にも悪にもなりえるのだと思います。身近なものでは、スマートフォン、IT機器の明暗はニュースによって明らかとなっているとおりです。機械、AI技術に振り回されることなく、主体性を維持し機械を使いこなしていくことを人間自身がしっかりと管理していく必要があるということです。むろん子どもたちの成長機会での提供は熟慮を要します。
カテゴリ:文明社会