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失敗こそ人生の糧

2025.01.19



子どもたちは瞬間瞬間で様々な選択をしています。遊ぶ物、一緒にいる人、あそぶ人、それぞれの経験で獲得したものは、自分だけの宝物として、後に生かされる力となって蓄えられていきます。

その選択肢の中で大人は、「なんで頑張ってみないのだろう?」と頑張ることを一方的に正しい価値観として押し付けてしまうこともあるのではないでしょうか?しかし子どもの自発性を尊重するのであれば、この場面では本人の選択を支援していくことで良いと思います。

失敗や誤りが見通せたとしてもそのまま経験することで、「間違っていた」あるいは「物足りなかった」といった思いが、次のモチベーションを生むことへとつながるはずです。間違いを経験しなければ次回も同じ過ちを繰り返すことにもつながります。

この様な体験を積み重ねることで、子どもたちは自分の趣味嗜好、愛すべきなかま、安心できる環境、知恵と工夫、強靭な身体、ネガティブに押しつぶされない心等々、様々な力を獲得していくのです。ですが本人の分からない所で支援することが必要な場面ももちろんあります。そして落ち込む姿に黙って時と場所を共有することも、ご家族様には大人になるまでに幾たびか経験されることもあるはずです。

カテゴリ:発達

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