お知らせ

カブトムシの羽化

2023.07.06

今日は午前中雨が降ることもなく、涼しい環境の中長い時間自然に親しむことができました。昨日までの暑さを思うとこんな日があってよかったと思います。なんだかんだ言っても梅雨ですから、九州では大雨の被害も出ており心配です。濃尾平野は古来より安定した気候で、災害もそれほど多くはありません。災害に遭われた皆様の健康と安全を祈るばかりです。
さて、昨年「はばたき幼稚園」からいただいたカブトムシの幼虫は無事羽化し、繁殖も行い役目を果たしたところで、屋外に放すことにしました。カブトムシも代々近しい血筋で飼育していると、個体が小さくなる、飼育箱のふたを開けても飛ぼうとしないなど、野生の世界ではありえないことも起きてきます。今日はほとんどが飛び立ち一安心でした。100%野生ではないため動きがゆっくりで、子どもの服や帽子に引っ付いている時間もとても長かったです。幸いにも子どもたちはよく観察し、触ったり、一緒に遊ぶこともできました。山の中で出会う虫たちは「このようには」いきませんよね!自宅で昆虫を繁殖させ、飼育することは虫たちにも何らかの影響を与えているようです。
人間にも「かわいい子には旅をさせよ」の言葉通り、あまり手元に置きかわいがり過ぎることで、世の中に順応する力が弱くなる、危険に対する察知能力が身につかない、プレッシャー、重圧に耐える力が乏しくなるなどの弊害が起こります。やはり中庸、中今などのバランスある生き方を意識していく必要があると思います。

カテゴリ:生き物・自然・人間

- CafeLog -