お知らせ

素晴らしきビオトープ!

2021.06.16

おはようございます。日頃は保育園活動にご理解をいただきましてありがとうございます。本日は蟹江町内にあります、素敵なビオトープについてご紹介させていただきます。そもそもなぜ私がビオトープに興味があるかといいますと、子どもの生きる環境に自然は欠くべからざる存在であると考えるからです。人間も多くの生き物同様自然の一部です。現代社会ではこのことを科学的見地からようやく解き明かすべく入口に立ったといえます。しかし、4,000年前の中国では「老子」がすでに「水の如く生きよ」と人の生きる姿勢までをも伝えています。人間は一人の短い人生の中でも過ちを繰り返します。人が作った社会も同様です。現在に至るまでそして今も日本を含む世界のあちこちで「争う」ことで人の生命に限らず多くの異種の命までをも絶滅に追い込んでいます。そろそろ、その罪に気づくべき時です。難しい話はこれくらいにしておきます。さて、私は園庭にも多くの生き物の環境を作ろうと画策しております。そんな情報をHPで探していたところ、㈱加藤建設様の生物多様性のページに行きつきました。「自然環境にやさしい建築、工事を目指す」を会社の理念として掲げておられます。早速コンタクトを取り自然環境課の2名の方にお話を伺い、ビオトープを見学させていただくことができました。以後は写真をもとに説明をしていきたいと思います。社に自然環境課があることも驚きですが、ご案内いただきました方の考えも素晴らしく感動いたしました。

佐屋川から浄化槽を通し引いた水で小川を構築
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小川はやがて大きな池にたどりつく
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池にはトンボ、タニシ等様々な生き物が共生している。alt

もちろん昆虫ばかりではなく多種類の自然あるいは植栽された植物が繁茂するalt

自然のままにしておくと、うっそうとした草むらに変化していく、草刈りなど定期的な手入れも必要である。そのバランスをとって誕生した世界が里山といわれる人と自然がバランスを持ち生きていく世界である。alt

一本一本に印をつけ成長を見守っている。写真は竹でしたでしょうか?alt

ある程度の強さを持つに至った樹木(クスノキ、エノキ)を植えると、様々な鳥や昆虫がやってくる。また、種子を媒介し新たな幼木が出現する。alt

何もなかった地面が時間をかけモノ言わず発展していく。alt

写真はクワとエノキの幼木?と教えていただいた。しっかり赤いひもで目印されている。クワもエノキも生き物が集まる生命に欠かせない樹木である。alt

誰にでもわかりやすくするため立派な表示板を設置されている。alt

草木はさらに難しいが、これなら興味を持って読むことができる。alt

これらの1本1本を御二方は「この子」と表現された。深い愛着を感じ感動でした。( ;∀;)丁寧かつ分かりやすいご説明を心から感謝いたします。このビオトープは近い将来一般の皆様にも公開を予定されているとのこと。多くの町民の皆様に見て感じていただけるよう願っております!また、本園もぜひ視察していただき蟹江町の自然環境作り、環境を通じた人と人との繋がりつくりにも力を貸していただけるようにお願いできれば幸甚に存します。

カテゴリ:地域の皆様へ!

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