お知らせ

欲のコントロール

2023.10.27

観てみたい映画 「子どもの時間-野中真理子監督 2001年」さいたま いなほ保育園 
http://nonaka-mariko.com/kodomono-jikan


世界は相次ぐ紛争で混沌とし命が軽んじられ、国内では物価高、文明化がもたらす孤立、虐待、事件、軍拡、環境汚染が相次いでいます。人間は果てしのない欲望をコントロールできず「宇宙の原理」、「見えぬ存在」に背いているような気がしてなりません。古の巨人は現代にも通ずる言葉で「欲」の制御を発信しています。欲は人類発展のために使わなければ、人間を堕落させると・・・・・。
イスラエルはどうしてもハマスを壊滅させたいと願います。それは長年お互いが命を奪い合った「恨み」に根源があります。その行為を繰り返していれば永遠に終わりは訪れません。大国も私益を優先し拒否権発動を交互に主張しあっていたのでは埒(らち)が明きません。文明社会はますます争いを複雑化させ、便利なはずの世の中を作ったにもかかわらず、その発展が「人間の孤立」を生み出しています。
「シンプルであることが大切です。」人間が真に精神的に発展していくためには、「欲」の使い方を間違ってはならないと思います。少子化はなぜ進むのか?これも現代人の生き方が文明社会の影響で変わってきたからだと思います。「何も知らない」、「器が空っぽ」であることは、様々なエネルギーがその中へ流入できる状態を示しています。ところが世界はほとんど何もかもがその質量ともに、酸いも甘いも経験しながら人間同士の関りを通じて得られる過程(労苦)を経ず、事前にほとんど分かってしまいます。そのことは欲を満たすために行う純粋な行動を飛び越え、醜悪な感情や敵対の構造を生み続けています。子どもたちは純粋な欲望を自己の成長のために使います。まさに濁りのない原点を見せてくれています。その純粋な生き方に大人は範を示し、人生が生きていくに値する素晴らしい世界であることを見せていく必要があります。そろそろ気付いたことを実践に移すべきです。身の回りを見渡してみてください。きっと一つや二つは、自分が手を差し伸べることで「変えられること」があるはずです。行ってらっしゃい。

カテゴリ:生き方

- CafeLog -