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第二十五候「螳螂生 (かまきりしょうず)」 6/5~6/9頃

2024.06.07

螳螂生 (かまきりしょうず)
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生きる為の戦いと覚悟!

おはようございます。
【七十二候が芒種の初候に変わり、カマキリが卵からかえる頃となりました。秋のうちに生みつけられたスポンジ状の卵から、数百匹の小さなカマキリが次々と現れ始めます。カマキリは、肉食性が強く、害虫を駆除してくれる虫です。また、食べるのは生きている虫に限られ、死んで動かないものは食べないそうです。手の鎌がトレードマークのカマキリは、「鎌で切る」から「鎌切り」となったとも言われますが、この鎌を持ち上げ待ち伏せする姿を祈っているようだと見て「拝み虫」とも呼ばれます。カマキリは英語で「mantis」、語源はギリシャ語で「予言者」や「僧侶」という意味です。】
蟷螂の孵化はとてもドラマティックです。気温が上昇し時期を迎えると、冬に小枝に産み付けられた卵から数百匹が一斉に出てきます。かわいらしい赤ちゃんですが、自然界はとても厳しく共喰いや、鳥や昆虫に食べられてしまうことも多いです。「生きるか死ぬか」、昆虫、植物などの生物界は子孫を残すため多産を選択しました。

カテゴリ:七十二候

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