お知らせ

こども心

2024.05.11



ブロックをつなげる、積み木を積む、並べる、パズルを当てはめる等の遊びは、結構な根気と集中力を必要とします。それぞれの好みや発達に合う課題を自己選択することで、欲求を満たしさらに難解な自己のイメージを作り上げようと頑張る力も、やはり小さくても積み重ねられた達成感、成功体験があってこそです。無理なく達成感を持てる素材、「つなげる」といったシンプルな玩具の扱い方さえ分かっていれば、どれくらい自分で時間をかけて遊ぶかは本人の自由です。

このような様々な環境が室内では重要です。あまりにも難しい課題ばかり、全身を使わない道具や玩具ばかりでは、子どもたちは「力をいっぱい使いたい!」といった、欲求が溜まってしまい、心がそわそわ、むしゃくしゃし、「怒り」、「鬱屈」などの感情に押しつぶされてしまう状況さえ起こってきます。身体を動かしたいといった気持ちは、自分の身体を発達させたいといった自然な欲求なのです。だから雨が降ろうが、災害が起きようが子どもたちには大切な機会なのです。

また、子どもたちにとって「自分の心を自由自在にコントロ-ルすること」はとても難しいことです。ある程度大人に理解してもらいながら、自分の欲求を満たすことができる環境を用意される必要があります。さらに子どもは日常生活品に対してもとても興味を持っています。ある程度慣れてくると、大人が「これを触ってもらうと困るな」というものに限って盛んに扱おうとします。そんな時、頭ごなしに叱るのではなく、ぜひ子ども目線から考えてみてください。叱られるよりも「感じた楽しさや思いに共感してもらう」ことが、本人の大きな力となります。密度の濃い関り云々というよりも、子どもの気持ちの理解者であるように努力することが、子どもの大きな心の満足、安心感を生み出します。そこが出発点で健全な成長発達が進んでいくと思います。

カテゴリ:発達

黄砂も役に立っている?

2024.05.11

alt

おはようございます。
花粉の季節は黄砂【黄砂(こうさ、おうさ[注釈 1]、黄沙とも)とは、特に中国北部とモンゴル国(ゴビ砂漠・タクラマカン砂漠・黄土高原)を中心とした東アジア内陸部の砂漠または乾燥地域の砂塵が強風を伴う砂塵嵐(砂嵐[注釈 2])などによって上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象。あるいは、この現象で飛散した砂自体のこと】の季節でもあります。
正直黄砂は「目もかゆく、喉、鼻様々にも悪いものだ!」しかありませんでした。
以下《TSURINEWS》より引用-【そんな国際的嫌われ者である黄砂ですが、実は意外なところで我々の生活に役立っている事がわかってきています。その中でもユニークなのが「海の豊穣さに寄与している」というもの。大気中を飛来する黄砂は、湿った空気とぶつかると雨粒の核になり、地表面に落下します。また、直接落下するものもあります。これらのうち、海上に落下したものは海水と混ざり、主要成分であるケイ酸が海水中に溶け出すのですが、このケイ酸は、植物プランクトンである珪藻の餌となるのです。また、黄砂が吸着するアンモニウムイオンや有機物も、プランクトンの餌になります。(田中美穂・高橋和也『黄砂はプランクトンの栄養源? 』2014.9)さらに、黄砂に豊富に含まれている鉄は、海洋の植物プランクトンの光合成を活性化させる役割を果たしていることもわかっています。これらの作用により、通常は栄養塩が少なくなる岸から遠く離れた沖合でも、植物プランクトンの数が多くなることができます。(武田重信『黄砂が海と気候を変える 』)国際的な嫌われ者『黄砂』が海のサカナを育てる不思議 温暖化対策にも?大洋に群れる魚たち(提供:PhoteAC)中国から飛来する黄砂は、日本に来る前に東シナ海に降り注ぎます。その結果、東シナ海はプランクトンの多い海となり、結果として魚がたくさん穫れる豊饒の海となっているのです。】
どうでしょうか?少し黄砂に対する見方も変わりますね!人間にとって一見害ある対象も、自然界の中では大いなる循環でもあります。やはり地球は人間だけが生きている世界ではありません。常に「一方的な見方」をしないように心がけていくことが大切です。

カテゴリ:生き物・自然・人間

のぞいてみませんか?

2024.05.11

alt

alt

おはようございます。
本園では「ヨガ教室」、「ぐちゃぐちゃ遊び」、「園庭開放」、「子ども食堂」、「おでかけ留学(カフェマンマ主催行事)」、「フリーマーケット出店」、「にこにこママフェスタ参加」、「アイシングクッキー作り」、「パパ育事業(離乳食、遊び、子どもとの付き合い方)」等、子育てに関わる皆さま向けの様々な機会を提供していきます。これらの機会は地域の子育て親子、民生委員さん、社協職員さん、高齢者の皆様が参加できる行事、「子育て」、「防災、防犯」、「豊かにつながりあう生活」を実現するための一歩にすぎません。主役は蟹江町民、地域で繋がろうとお考えの皆様です。
保育園という社会インフラが、皆様の集う場所としての機能を発揮し、保育だけの機能を果たすだけではなく、「拠点化」していくことがこれからの社会構造には必要だと考えています。少子化は進み、やがて多くの乳幼児施設は統合され、子育てと多世代のつながりはますます分断されていくことになっていきます。そのような状況に陥ってからでは、「繋がり」、「共生社会」を作るには既に遅いと言っても言い過ぎではありません。「今」しかありません。自分の「得手」、「希望」を自分たちの手で作り上げていくには「パワー」が必要です。しかしその労力が「やりがい」、「楽しさ」と感じられるようになれば、過ぎゆく時間は止まり「生きている実感」を味わえる瞬間が必ずやってきます。「有為(うい)《常に変化する人間世界》」の中に「無為《自然な人間関係》」を見つけ出せるかどうかは、ひとり一人の気づきと行動でしか実現できません。自分の時間を使い、一歩を踏み出しましょう!その先に見えてくるのは、困難を乗り越えた「実感」と「希望」、「誰のために」、「何のために」等の生きる意味だと思います。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

地域防災・防犯のために!

2024.05.01

alt

alt

おはようございます。
本園では「ヨガ教室」、「ぐちゃぐちゃ遊び」、「園庭開放」、「子ども食堂」、「おでかけ留学(カフェマンマ主催行事)」、「フリーマーケット出店」、「にこにこママフェスタ参加」、「アイシングクッキー作り」、「パパ育事業(離乳食、遊び、子どもとの付き合い方)」等、子育てに関わる皆さま向けの様々な機会を提供していきます。これらの機会は地域の子育て親子、民生委員さん、社協職員さん、高齢者の皆様が参加できる行事、「子育て」、「防災、防犯」、「豊かにつながりあう生活」を実現するための一歩にすぎません。主役は蟹江町民、地域で繋がろうとお考えの皆様です。
保育園という社会インフラが、皆様の集う場所としての機能を発揮し、保育だけの機能を果たすだけではなく、「拠点化」していくことがこれからの社会構造には必要だと考えています。少子化は進み、やがて多くの乳幼児施設は統合され、子育てと多世代のつながりはますます分断されていくことになっていきます。そのような状況に陥ってからでは、「繋がり」、「共生社会」を作るには既に遅いと言っても言い過ぎではありません。「今」しかありません。自分の「得手」、「希望」を自分たちの手で作り上げていくには「パワー」が必要です。しかしその労力が「やりがい」、「楽しさ」と感じられるようになれば、過ぎゆく時間は止まり「生きている実感」を味わえる瞬間が必ずやってきます。「有為(うい)《常に変化する人間世界》」の中に「無為《自然な人間関係》」を見つけ出せるかどうかは、ひとり一人の気づきと行動でしか実現できません。自分の時間を使い、一歩を踏み出しましょう!その先に見えてくるのは、困難を乗り越えた「実感」と「希望」、「誰のために」、「何のために」等の生きる意味だと思います。

カテゴリ:地域の皆様へ!

- CafeLog -