お知らせ

山登りの苦楽

2023.08.22

蝶ケ岳(2,677m)山頂より穂高連峰 槍ヶ岳 穂高岳 奥穂高 西穂岳が一望できます!
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夕闇迫る穂高
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宿泊したテントサイト
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高山植物 イワツメクサ
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おはようございます。お盆期間を皆様はどのように過ごされましたか?お子様、ご家族が病気になられたりしませんでしたか?楽しさも苦しさもいつかは自分の目の前を過ぎ去っていきます。一瞬一瞬を精一杯生き切ることが、先祖や亡くなった方への大きな供養になると思います。

さて私はお盆の2日間に蝶ケ岳(テント泊)に登ってきました。5キロ以上の荷物を背負った単独登山は久しぶりでしたので、不安は的中し、途中何度も足がつりそうになり断念しようか迷いました。安曇野側の三俣登山道から朝5時に出発し、それでも何とかおよそ7時間かけて頂上に着きました。途中数十人に追い越され、そのたびに励ましの言葉をいただき、一歩一歩亀より遅いスピードで、今振り返れば普段の運動不足、年齢も考えず無茶をしたものだと呆れます。ダメージは大きかったですが、雄大な穂高を望みながら、1本900円の缶ビールを友に自己満足の世界に浸っておりました。この山にはもう何十回と来ているのですが、そのたびに天気も異なり、厳しく風雨にさらされ景色どころか、1歩もテントから出られない日もありました。それでも止められないのは、この一瞬があるからです。親子、夫婦、カップルで頑張っている姿、年齢も様々、自分自身も自然の一部である以上、時々は大自然に浸り、苦しくない程度にお互いの健闘を称えあうことができる登山は、やはり必要かつ魅力ある活動だと思います。いつまで続けられるかわかりませんが、無理なく今後も機会があれば挑戦し続けたいです。行ってらっしゃい。

カテゴリ:生き物・自然・人間

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