韓国大統領 立場を踏まえた外交
2025.09.07

おはようございます。
石破茂首相は23日、韓国の李在明大統領と首相官邸で会談しました。大統領就任前は日本に対して過激な発言(日本の軍事大国化への懸念)が目立っていましたが、国の代表となってからは、「実用外交」という考え方で、歴史認識と現在二国が共有している様々な問題を、分けて協議していくという考えに転換したようです。
隣国の韓国とは文化的にも古代より深いつながりを持っており、良い点は継続発展させ、問題点は真摯に協議していく、このような姿勢で良いと考えます。世界が不安定な状況である現在は、アジア諸国が互いの理解を深めあい、結束していく時だと思います。過去を振り返ると歴史の流れは間違いも多々あり、なしたあるいはなされた被害、加害については忘れることはできませんが、その歴史認識を踏まえながらも「未来志向で・・・」といった表現にはとても共感します。他民族であることは、異なることを認められない価値観もあります。そこはお互い踏み込み過ぎず、遠ざけておくことも必要です。適度な距離感を保つことも「知恵」にほかなりません。価値観を押し付けるあう時に「争い」は生じます。
カテゴリ:政治・国際状況