お知らせ

素足でいることの大切さ

2024.03.17



子どもたちは園舎内では裸足で過ごします。足の裏はいつも地面に接している、どちらかというと目立たない部位なのですが、実は人間にとって最も大切であると言えます。床につけ地面につけ汚れた場所にも耐え、重さ、暑さや凹凸に対しても実に柔軟です。「足るを知る」、「知足安分(高望みをせず自分の境遇に満足すること)」等の言葉にも使われている足、そして足の裏を大切にすべきだと思います。
子どもたちも素足で過ごすことで、外気や暑さ寒さに対抗できる免疫力、調整力(体温を上げたり下げたり)を身につけていきます。また、フローリングを勢い良く走っても、湿り気のある足の裏は「避ける」、「止まる」等の制御を容易にします。自分の意図した体の動きは足先に最も早く伝わることで、足の裏を使って重い上半身を支え保つことが可能となり、傾いた上半身、あるいは急停止し体が前方へ飛び出そうとする力に耐えるのです。自分からも見えない子どもたちのまだ柔らかな足の裏、これから様々な体験をすることで、きっと強くなっていくことでしょう。

カテゴリ:発達

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