お知らせ

孫ありて我あり 我ありて孫あり

2025.12.06

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おはようございます。
今の時期孫が週に一度はやってきます。長男夫婦の引っ越しが近いため荷物を片づける、運ぶなどの準備に追われるからです。乳児さんを抱えての引っ越しはとても大変だと思います。私たち夫婦は子どもが小学生になってからでしたので、仲間と遊んだり、手伝うなどができたから、さほど見守りに労苦はなかった記憶があります。ライフステージの中で子どもの成長と共に部屋が手狭になること、家族を一つにしていくための引っ越し、このイベントに対しても家族は大切な役割があると感じます。
保護者の皆様の中には、近くに親きょうだいがいらっしゃらないため負担が増し、夢と希望に満ちた喜ばしいはずの日々が、「忍耐」に押しつぶされそうになってしまいそうな思いも感じられた方がいらっしゃるかもしれません。そんなことを我身に感じさせてくれているのが、保護者の皆さまと我が孫の存在です。身内の助けを借りることができなければ、時期を考えた上で、公共サービスを気軽に使えるような仕組みがあれば、もう少し楽になるのではないかと思います。
もちろん前向きな行政、乳幼児教育関連支援機関、株式組織などは現代社会にたくさんありますが、地方自治体によってサービスに差異があるのも事実です。近いところで言えば飛島村は、漸く宅地造成を始め新規居住者を住まわせようと動き始めました。いくら企業の税収入が多く一部の人たちだけが豊かな恩恵を受けられたとしても、高齢化、少子化によってその対象自体がなくなれば、地域は衰退の道をたどります。また、日進市は道の駅「マチテラス日進」を作り観光客の誘致と地元住民の子どもから高齢者までを対象とした交流空間をオープンしました。少し遠いですがぜひ覗いてみてください。幼児教育教材会社「ジャクエツ」、様々な地元農産物、加工食品生産者、飲食店とのコラボによって、それぞれの年代が楽しく時間を過ごせる空間となっています。
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蟹江町も様々に資金と知恵を出し、「泉人」、「にこにこママ」、「祭人」等の施設を開放しています。しかしまだまだ発展途上であること、「子育てに優しい町」を自称するには足りないことが多々あると考えます。ぜひ多様な視点と思い切りよい施策を実行し、地の利を生かした対面事業(リモートばかりで人は育たない)を活性化していただければと考えます。
「孫ありて我あり 我ありて孫あり」身近なところから未来を見据え、これからを生き切り開かなければならない子どもたちのためにも、私たち大人が頑張らなければなりません。「自らで未来を切り開く」、大人として子どもたちに自分の生きる背中で伝えていくことが大切です。「人間社会の継続」は、自分だけにとどまらない「利他の精神」が基底になければならないのです。

カテゴリ:子育て

香港高層マンション火災

2025.12.06

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おはようございます。
香港で高層マンション8棟がほぼ全焼し、多くの人々が命を落とされました。心から哀悼の意を表し、二度と同じことが起こらぬように対策を急ぎ進めていただきたいと願います。
香港では昔から建築用の足場として竹が使われています。様々な放映画像でご覧になった方もおいでになるのではないでしょうか?竹は柔軟性に富む、安価である、組み立てやすさなどが優先され建築資材としても重宝されます。日本でも土壁材の骨組みとして、エツリ、小舞などの真竹?と考えられる品種が今もなお使用されています。土壁の中に埋まってしまうため、直接見えるわけではありません。そのため防火上さほど問題はないと言えるのでしょうが、実は竹は着火すると、成分に油が多くとても良く燃えるというメリット、デメリットがあります。
野外活動などでも私自身よく使います。樹木間の高さ3メートルほどに太い孟宗竹を渡し、ひもで平行にしっかりと止めます。そしてロープワークでブランコを手作りしたり、雨の日に竹で組んだ棚の上に、割竹を並べその上に砂を敷き詰め、立ち竈(かまど)を作ります。雨でも火の位置が地面にないため、食事を作ることができるのです。また細かく鉈(なた)ですくことで着火剤としても使います。その他にも「竹」の用途は様々(竹とんぼ、ペーパーナイフ、ごはんを炊く筒)です。
しかし、香港の様に不幸にして足場が燃えたことは、大量の着火剤としての役目を果たし、燃えやすい足場落下防止ネット、高層マンションの風の通り道も重なり、みるみるうちに恐ろしい事態となってしまったのです。早速香港当局は足場を金属で施工することを指示したそうです。多くのかけがのない命が失われてでしか、対応できなかった痛恨の教訓となったことに痛ましさを覚えます。

カテゴリ:事件

AEDマンの奮闘

2025.12.06

AEDマンの奮闘
altAEDマン メディカルプロレス 守山区小幡の浅井医院駐車場で開催 11月30日
altAEDの使い方を説明 倒れたレスラーを救命しなければ!(演技)
alt実演します AED始動!!alt百聞は一見に如かず!

カテゴリ:プロフェッショナル

クマ ロシア どっち?自然でない侵入!

2025.12.06

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おはようございます。
自然との共生はとても難しいことですが、一線を超えてしまった獣は害獣と決めつけられ、「駆除」という人間の勝手を押し付けられ命を奪われます。動物にもたとえ高度ではないにしても「こころ」があります。自然のままに生きている彼らを人間が滅する権利など本来はないはずです。しかし、偶然にも出会ってしまい、人間に危害を加えるという理由で殺戮せざるを得ません。私は罪の意識を感じます。
宮澤賢治は様々な童話を通じて生き物の宿命、人間と自然が共生するための考え方を示しています。「どんぐりと山猫」、「注文の多い料理店」、「よだかの星」、「なめとこ山の熊」、「フランドル農学校の豚」、「雪わたり」、「オツベルと象」、「セロ弾きのゴーシュ」挙げればきりがありません。一読をお勧めします。パロル社 小林敏也 画版をほぼ全巻持っていますので、ご希望があればお申し出ください。お貸しします!
さて、人間が他民族、他国を侵略する現実が今もまかり通っています。「クマの着ぐるみを身につけたプーチン大統領」、面白いとは思いますが、クマに失礼だと感じます。たとえとしてとらえておけばよいのですが、私としては大好きな佐藤さんだからこそ、少々残念に感じます。

カテゴリ:政治・国際状況

第五十九候「朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)」 11/27~12/1頃

2025.12.06

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おはようございます。
【七十二候が小雪の次候に変わり、冷たい北風が、木の葉を散らす頃となりました。朔風とは北風のことで、木枯しを指します。日本海を渡る時に水分を含んだ北風は、山地にぶつかり日本海側では多くの雪を降らせます。そして、山を越えた太平洋側では乾燥した風になり、「空っ風」と呼ばれます。「朔」という字は、「はじめ」や「元へ帰る」という意味でも使われますが、十二支を方角に当てると、子 (ね) の方角は「北」となり、子は干支の最初に位することから、やがて「朔」は「北」を指すようになりました。葉を落とした木々の冬景色はどこか淋しげで、草木は一見枯れてしまったようにも見えますが、木の枝には小さな芽が出始めています。土に落ちた木の葉は「望み葉 (のぞみば)」といい、土の中で肥料となり、めぐりめぐって春を迎える植物の栄養となります。こうして草木は新たな季節に向けた準備を始めます。】
「望葉」とても良い命名ですね!幼い子どもにとっては父母、祖父母はこのような存在であるべきだと思います。もちろん大人自身の生き様、後ろ姿が「望葉」であることは確かです。「子どものため」とは紛れもなく唯一の人格を持ち、親きょうだいとも異なる人柄をもつ、唯一の存在を尊重していくことを指しているはずです。だからこそ育てられた恩にいつの日か気づき、親を大切に思う心も育っていくのです。

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沖縄民謡 てぃんぐさぬ花(ホウセンカの花)
一、てぃんさぐぬ花や 爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ 親(うや)ぬゆしぐとぅや 肝(ちむ)に染みり
<意味>ホウセンカの花は 爪先を染める 親の教えは 心に染みる
二、天(てぃん)ぬ群(む)り星(ぶ)しや 読(ゆ)みば読まりしが 親(うや)ぬゆしぐとぅや読みやならぬ 
<意味>天の星々は 数えれば数え切れても 親の教えは 数え切れないものだ
三、夜(ゆる)走(は)らす船(ふに)や 子ぬ方星(にぬふぁぶし) 目当(みあ)てぃ 我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や我んどぅ目当てぃ
<意味>夜の海を往く船は 北極星が目印 私を生んだ親は 私の目印
四、宝玉(たからだま)やてぃん 磨(みが)かにば錆(さび)す 朝夕(あさゆ)肝(ちむ)磨(みが)ち 浮世(うちゆ)渡(わた)ら
<意味>宝玉と言えど 磨かなければ錆びる 朝夕と心を磨いて 生きて行こう
五、誠(まくとぅ)する人や 後や何時(いじ)迄(まで)いん 思事(うむくとぅ)ん叶(かな)てぃ 千代(ちゆ)ぬ栄(さか)い
<意味>正直な人は 後々いつまでも 望みは叶い 末永く栄えるg>
六、なしば何事(なんぐとぅ)ん なゆる事(くとぅ)やしが なさぬ故(ゆい)からどぅ ならぬ定み
<意味>何事も為せば成る 為さないから 成らぬのだ
七、行(い)ち足(た)らん事(くとぅ)や一人(ちゅい)足(た)れ足(だ)れ 互(たげぇ)に補(うじな)てぃどぅ年や寄ゆる
<意味>一人で出来ないことは 助け合いなさい 互いに補い合って 年を重ねていくのだ
八、あてぃん喜ぶな 失なてぃん泣くな 人のよしあしや 後ど知ゆる
<意味>有っても喜ぶな 失っても嘆くな それが良いか悪いかは 後になって分かることだ
九、栄(さかい)てぃゆく中に 慎しまななゆみ ゆかるほど稲や あぶし枕ぃ
<意味>栄えても 謙虚でいろ 実るほど頭を垂れる稲穂が あぜ道を枕にするように
十、朝夕寄せ言や 他所(よそ)の上も見ちょてぃ 老いのい言葉(くとぅば)の 余りと思(うむ)ぅな
<意味>お年寄りの言葉にはいつでも 世間を見習い耳を傾けよ 老人の繰り言だと侮るな

カテゴリ:教える・伝える

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