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東洋医学の力

2024.06.15

東洋医学の考え方
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おはようございます。
昨今の医療の進歩は目覚ましく、様々な病について研究が進み、治療薬、技術が開発されています。総胆管結石の内視鏡による除去、メスでの切除を最小限に抑えた腹腔鏡術、がん治療新薬、てんかん発作AI予知、ALS患者脳波連動など、様々な技術が実際に現場で使われ、多くの命が救われ、生きることの困難が和らぐようになってきています。それでも身体の仕組みや脳内で起きていることは、まだまだ未知の領域も数知れず、人間の神秘は果てしがない宇宙と同じではないだろうかと考えさせられます。
しかし身体の成り立ちや理屈を知り、普段の生活に注意を巡らす術は、数千年も前から試され探求されてきました。東洋医学の鍼、お灸、漢方などは、最近科学的にその効果が立証されつつあります。ミクロの世界がまだ解明されていない時期に、その効能や方法を何度もためし、考え、残してきた人間の知恵に深く驚嘆させられます。「病は気から」と言われるほどに、病気と心は結びついています。普段から「悩み」を深くしない自分なりの方法を見つけ出し、親からもらった大切な心と体を、欠点も利点もよく承知して維持していけるように努めていきたいと考えるこの頃です。

カテゴリ:教える・伝える

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