レバノン(ヒズボラ) イスラエル 一時停戦
2024.12.02
バイデン大統領の仲介で、拡大が心配されている戦禍が一時的に停戦となっています。しかしイスラエルとヒズボラ(イランを後ろ盾とするイスラム教シーア派武装組織)の対立は根深く、長年交戦等を繰り返すことで多くの市民が犠牲になっているのが現実です。イスラエルは第二次世界大戦でホロコーストを体験し、ドイツはイスラエルに対ししょく罪の意識を国是とする立場をとっています。しかし現在イスラエルがガザに行っている行為は、ドイツ国内においてもジェノサイトではないかとの批判もあります。人間は心の中に信仰を持っているはずですが、本来信仰心によって救われるべき市民が犠牲となり、宗教が元となった殺戮が行われるといった矛盾に対して、人々を魅了し導いてきた「神」はいったいどのようにお答えになるのでしょうか?
【イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘を巡り、米国のバイデン大統領は26日、イスラエル政府とレバノン政府が60日間の一時停戦に合意したと明らかにした。停戦は現地時間の27日午前4時(日本時間午前11時)に発効すると定められた。停戦合意は、昨年10月に両者の交戦が始まって以来初めて。本格的な停戦や情勢安定化につながるかが焦点となる。ヒズボラはイランの支援を受け、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに連帯を示す。イスラエルとヒズボラは、ハマスがイスラエルを越境攻撃した昨年10月から、連動する形で交戦。イスラエル軍は今年9月、レバノン南部への地上侵攻も開始した。米国は停戦へ向けた交渉を仲介してきた。】
カテゴリ:戦争