お知らせ

15歳の命

2024.12.22

子どもたち 家族が夢を持てる社会にしたい!
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絵 谷内六郎 

おはようございます。
塾の帰りにマクドナルドで品物を注文しようと並んでいた15歳の少年少女が刃物で刺されました。無差別かつ凶悪な行動に恐怖を感じます。そして未来ある子どもたちが傷つけられ命も奪われてしまったことに大きなショックを覚えます。
17日付け中日新聞「中日春秋 コラム」には、アンジェラアキさんが歌いヒットした「手紙 拝啓十五のきみへ」を通して亡くなった中島さんを悼む内容が掲載されていた。悩み多き思春期に向けて大人になった自分が十五歳の自分に手紙を書き励ます。歌詞の内容は「生きているだけで価値がある」を伝えています。そんな貴重な命が意味の分からない通り魔的犯行?で失われてしまったことは、同じ世代に大きな影響を及ぼしかねません。生きてさえいれば何とかなる、苦しいけれども小さな喜びも感じることが出来たはずです。
この事件はおそらく氷山の一角に過ぎないと感じます。ご両親の悔しさ、無念さを思うと同じ子を持つ親として怒り、解決できない感情をお持ちのことと考えます。今は近くの皆様、学校関係者がひたすら寄り添い一緒に悲しみを共有するほかない時かもしれません。
ただなぜこのような「人の命」をいとも簡単に奪ってしまうような人間が、育ってしまったのかは私たちを含め社会全体が向き合い、考えていかなければならない重大な問題だと思います。「子ども時代からの育ち」は良いも悪いも大人になった時に結果として現われます。真に子どもが正しく生きることが出来る子育て環境、教育環境、世の中であるかどうかを見直さなければなりません。

カテゴリ:事件

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