お知らせ

子どもとの心と身体の距離

2025.11.30

alt保護者の保育参加

子どもたちにとって毎日顔を合わす職員は、「安心」、「安全」な対象として認識されていますが、保育参加のパパママ、実習生の先生、園庭開放で会う親子、畑を作ってくれるおじいちゃんは、たまにしか来ない「非日常のひと」として、どんな人なのかよくよく観察することからスタートします。

ですから来訪者様次第でいち早く慣れ親しみ、遊び相手だと認識した瞬間に距離感が変わります。写真を観ていただいてもお分かりの様に、子どもたちに積極的にかかわるパパママ様の姿勢が、子どもたちの心にとても大きな「安心(この大人は大丈夫)」と、「意欲(この人と遊びたい)」を湧き上がらせているのです。

キッズガーデンの子どもたちは、たくさんの園以外の人たちと関わる機会が多くなっています。その分多様な人に出会っているとも言えますので、生まれて早くから「多人数」に慣れています。乳幼児期の発達には「質より量」の人間関係が必要だと考えています。このような機会を準備できるようにしたいです。

そして乳幼児期は特にたくさんの大人に愛され、抱きしめられ、遊んでもらい、物事や自然のすばらしさに共感してもらう機会がなければなりません。この時期の最大の「目標」こそ、子ども自身が感じる「安心感」だからです。万が一「安心感」を持ちそびれてしまうと、子どもはどこかで心に「不安」を抱え、人に対しても「不信」が定着します。その様なことがないように、子どもたちの世界を守っていかなければならないのです。

たくさんの人間と関わる環境を用意することによって、物おじしない、様々な環境や人の世界に適応する力が育っていくと思います。日本は過去、高齢者、外国人、障がいを持っている人、皆と同じでない人に対し隔離政策や完全な住み分けを実行してきました。その事が差別や区別にもつながり、「閉鎖的」な社会を作りだしてきたのです。

現代社会は「多様性」、「人権」を重んじ、人間同士どんな違いがあろうとも、お互いが寄り添い対話することで、ある程度の住み分けの元、協調して地球の一員としての使命を果たすべき、といった考えが広まっています。

それでも紛争や虐殺が発生しているのが世界の現実ではありますが、自己の足元からこのような行動や思想を根絶していかなければならないのも、現代人に課された使命であると考えます。「小さなことから・・・・・」、「幼い子どもの生活から・・・・」このことを意識していく必要があります。

カテゴリ:教育

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