お知らせ

慶応義塾高校の優勝に思う

2023.08.25

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おはようございます。今日を境に若干気温が落ちていくような気配があります。ようやく秋への入り口も見えて来ました。もう少しだと期待しましょう。
さて、暑さの中繰り広げられた甲子園の熱戦も、慶應義塾高校107年ぶりの優勝で幕を閉じました。私は仙台育英有利と考えていましたが、8対2で慶応高校勝利!今までの高校野球のイメージを覆す「エンジョイベースボール」という考え方で臨んだ甲子園で見事に優勝、時代の変遷を思うばかりです。根性、精神力で自らを鍛え上げるのではなく、科学と対話に基づく合理性で勝利をつかんだ球児を称賛したいと思います。
さすが、福沢諭吉の建学の精神「自由」、「平等」、「権利」を重視した教育の理念が、スポーツに対しても生かされた結果のように感じます。練習内容も上下の別なく納得いくまで話し合いで決定し、髪型も慣習にとらわれることなく個の考えを重視、自身の子息を慶応メンバーに持つ清原氏も「スタメンではなく本人も悔しさがあり、さらに親を元PL優勝チーム、プロ野球選手として持つ身であるため、マスコミから多くの取材を受ける中、よく頑張ったとほめてやりたい」、「私自身もエンジョイ野球という新しいやり方に、野球観が変わる思いです」と述べています。
しかし、学生スポーツには大麻事件や数々の不祥事も起こっています。今回の「慶応義塾高校の優勝」を高校、大学という教育現場関係者はよくよく学びなおし、学生生徒自身が社会悪に染まることなく、健全にスポーツを通じ人間性を伸ばしていけるような体制を形作っていってほしいと願います。

カテゴリ:スポーツ

処理水の海洋放出

2023.08.25

そもそも処理困難な核物質
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おはようございます。
政府は福島第一原発事故により溜まった処理水の海洋放出を始めました。真に安全かどうかはわかりません。IAEAのお墨付きを得たとはいえ、住民、漁業関係者はもとより海で繋がっている海外においても、不安視してされています。科学的な根拠は確かに信頼できるものではありますが、人類にとって未知の行動は、やはり何が起きるか分からないと考えることが自然かもしれません。
そもそも人間がいまだ完全に取り除くことができていない化学物質を創り出し、クリーンエネルギーなどと謳い利用すことが、人間の幸せにつながっているのか疑問です。快適な生活と引き換えに、日本をはじめ諸外国は原発を選択してきました。しかし、核の恐ろしさを身をもって体験しているはずの日本が、原発縮小路線をいとも簡単に方向転換してしまったこと、その施策を止めることができなかった我々にも責任があることです。過去の戦争においても、様々な人的圧力と世論が戦争遂行に舵を切ったことは明らかです。政治家を送り出し世論を作っているのは私たち自身です。たとえ便利、快適を捨て去ってでも「人類が最悪を避ける」には、人知を超えた科学は使用を避ける努力をしていくべきではないでしょうか?すでにその線は超えてしまっている現実を直視しなければならないときです。

カテゴリ:文明社会

生き残るために

2023.08.22

苗木城跡
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おはようございます。今日も暑く午後は不安定な天気です。洗濯物を外に干しにくいですね。
車で中央道中津川インターを降り、257号線を下呂方面に進むと、ほどなく右手に苗木城跡が見えます。木曽川の断崖絶壁に位置し、現地からは眼下に木曽川と恵那市が一望できます。「天空の城」としてよく知られており、散策路もしっかりしていますので、季節が良くなったら立ち寄るのも良いかもしれません。中津川、恵那は名古屋からも比較的近く、博物館(鉱物)、ラジウム温泉、名物(栗きんとん)もあり楽しめる場所だと思います。
実は苗木藩は「廃仏毀釈」で有名な地域でもあります。【苗木藩では、明治3年(1870)に領内の寺院・仏像・仏具・経典、および個人の位牌も含めて、破棄または消却する政策を断行しました。 このような仏教を排斥した苗木藩の廃仏毀釈運動は、全国的に見ても類を見ないほど徹底的に行われました。 この廃仏毀釈の運動は、神道を重んじ、国民の思想信仰統一を図った明治維新政府の一連の政策に追従する形で、平田派国学者であり、 大参事という藩の要職にあった青山直道が中心となって実施されたものです。】
なぜこのような極端な政策をとったかは「苗木遠山資料館」で詳しく理解することができます。財政難が大きな理由でしたが、揺れ動く明治維新の風にのり、何とか生き残ろうとした藩の命運をかけた手段でした。恵那では今も神式による儀式を行っている家庭が多く、庶民の生活にも大きな影響があったことがうかがえます。私たちの知らないところで、日本にはまだまだ謎や不思議がたくさんあります。海外も良いのですが、日本人である以上自分たちの祖先や歴史を学び、誇りをもって自国を語れる人間になりたいですね。行ってらっしゃい。

カテゴリ:歴史

山登りの苦楽

2023.08.22

蝶ケ岳(2,677m)山頂より穂高連峰 槍ヶ岳 穂高岳 奥穂高 西穂岳が一望できます!
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夕闇迫る穂高
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宿泊したテントサイト
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高山植物 イワツメクサ
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おはようございます。お盆期間を皆様はどのように過ごされましたか?お子様、ご家族が病気になられたりしませんでしたか?楽しさも苦しさもいつかは自分の目の前を過ぎ去っていきます。一瞬一瞬を精一杯生き切ることが、先祖や亡くなった方への大きな供養になると思います。

さて私はお盆の2日間に蝶ケ岳(テント泊)に登ってきました。5キロ以上の荷物を背負った単独登山は久しぶりでしたので、不安は的中し、途中何度も足がつりそうになり断念しようか迷いました。安曇野側の三俣登山道から朝5時に出発し、それでも何とかおよそ7時間かけて頂上に着きました。途中数十人に追い越され、そのたびに励ましの言葉をいただき、一歩一歩亀より遅いスピードで、今振り返れば普段の運動不足、年齢も考えず無茶をしたものだと呆れます。ダメージは大きかったですが、雄大な穂高を望みながら、1本900円の缶ビールを友に自己満足の世界に浸っておりました。この山にはもう何十回と来ているのですが、そのたびに天気も異なり、厳しく風雨にさらされ景色どころか、1歩もテントから出られない日もありました。それでも止められないのは、この一瞬があるからです。親子、夫婦、カップルで頑張っている姿、年齢も様々、自分自身も自然の一部である以上、時々は大自然に浸り、苦しくない程度にお互いの健闘を称えあうことができる登山は、やはり必要かつ魅力ある活動だと思います。いつまで続けられるかわかりませんが、無理なく今後も機会があれば挑戦し続けたいです。行ってらっしゃい。

カテゴリ:生き物・自然・人間

戦争回避不能点

2023.08.22

2016年 佐藤正明 政治風刺画
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おはようございます。
「回帰不能点を超えぬため 戦争と平和を考える(中日新聞社説8.13)」は、現代の日本人が深く心に留めておくべき内容だと思いました。「回帰不能点」とは航空用語で「point of no return」出発地に戻る燃料がなくなる地点を言うそうです。日本が再び戦争に向かっているのでは、と危惧する不安は、タレントのタモリさんの言葉「(今年は)新しい戦前になる」にも象徴されています。戦争への「回帰不能点」へ近づいているのではないかと、警戒し続けなければなりません。
PKO協力法(自衛隊をカンボジア、ルワンダ、南スーダンへ派遣)参加、イラク戦争に際する米国への支援、他国同士の戦争に参加する集団的自衛権の行使容認、敵基地攻撃能力の保有、防衛予算の拡大が周辺諸国に及ぼす不安、さらに台湾有事に備えた軍事力整備や米国への支援強化など、平和国家としての歩から外れ、憲法に基づく専守防衛は形骸化していると考えざるを得ません。燃料とは異なる目には見えない「回帰不能点」を見誤ることがないように、国民ひとり一人が、「戦争の火種を作ってはならない」と声をあげ為政者に意見表明していくべきだと思います。

また、15日は「終戦の日」でした。この期間NHK,BS1放送でも数々の過去の放送、戦争問題を扱った番組が流れていました。中でも2011年NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」4回シリーズは、世論の熱狂、メディアの煽り、指導者の責任回避等、様々な要因が開戦への道筋であったことを明らかにしています。また、分かりやすく戦争の全体を理解するには「NHK日本放送協会 NHK戦争を伝えるミュージアム 太平洋戦争をわかりやすく」で検索してください。まずは戦争を始めることがどのような悲惨な結果(理屈では通らない)をもたらすかを知り、次に私たちひとり一人が、戦争を起こさないようにするために何が必要なのかを理解し、実践する、将来日本人、人類が誤った道を進まぬためにも、ぜひご覧いただけたらと思います。行ってらっしゃい。

カテゴリ:戦争

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