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迷いながらも背中を見せて育てる!

2026.02.01

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子どもたちは様々な思うようにならない自分の心と闘う時があります。それは「大きくなろうとしている心の葛藤」でもあります。自分の思うようにばかりなることが、「うれしくない」、「でも、そうしたい」、この裏腹な心は、大人がしっかりと見定めていかなければなりません。子どもたちにとって「親」、「保育者」は心と身体の「太陽」、「灯台」、「水先案内人」である必要があります。逃げない、ぶれない「愛情」があれば、何年後かに子ども自身に理解できる瞬間が訪れます。

「北風と太陽(イソップ物語)」では自発性【教訓 - 人は強制で動かすのではなく、自発的に動いてくれるようにすることが大切であること。物事の解決には1つに凝り固まらず多面的に考えることが大切であること。】の大切さを語っています。宮澤賢治の「水仙月の四日」は、自然災害の恐ろしさと教訓を擬人化された吹雪の精霊【(雪婆んご(ゆきばんご)東北地方の妖怪を元にした賢治のオリジナル。猫耳を持ち、雪童子達を使って猛吹雪を起こす冬の魔女。雪童子(ゆきわらす)物語の主人公。2頭の雪狼を従え、鞭を使って猛吹雪を起こす賢治のオリジナルのキャラ。「僕」という言葉遣いから少年という事がわかる。雪狼(ゆきおいの)雪童子の言葉を解す忠実なしもべ達。自由に空宙を駆けまわり吹雪を起こす能力を持つ。狼なら前足で雪を掘るところが後足になっているのはご愛嬌。これも賢治のオリジナルのキャラである。】が、人間の働く子ども(貧しさの中働かざるを得ない)に襲い掛かるのですが、しもべ(配下)の雪童子が子どもを助けるお話。
これらの作品から学ぶことができるのは、自然現象(人間の成長も含むと捉えます)のすさまじさとその力に抗えない人間の非力が、直接の学びだとは思いますが、そこには人間の無償の愛(親)や工夫する力、弱きものへの応援、見守り等の「厳しさ(吹雪)と優しさ(雪から掘り起こす)の裏腹」も垣間見ることができるように感じます。様々な受け取り方ができる素敵な童話です。
子どもは親の思ったようには育ちませんが、やはり「おやのせなか」を見て育ちます。私もそうでしたが、今思うと誤った子育てをしていたかもしれません、しかし自信を持ち親として、社会人として生きる背中を見せ、子どもへの愛情が軸としてぶれなければ、必ずやお子様には伝わっていくと思います。その結果は今でなくてもよいのです。10年後かもしれません。信じた子育てを楽しくすることで、必ず活路は見出せます。二度とない乳児期ですから。

カテゴリ:子育て

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