お知らせ

広島原爆の日

2021.08.06

おはようございます。今日は広島に原爆が投下された日です。たくさんの方が爆弾のため命を亡くしました。戦争を体験された人々は高齢となり、その悲惨を語る方も少なくなってきましたが、だからこそ忘れず考えていくことは平和な世界に生きることを許された者の使命だと考えます。広島平和記念資料館には数年前に訪れ、伝えられる悲惨な映像や遺品に込められた家族の思いに衝撃を受けました。戦争の惨さや人間の犯す過ちを直視することは、二度と同じことを繰り返してはならないという人間社会への戒めを強くしてくれます。亡くなった皆様ひとり一人の生きた証は、当地に行かなくても容易に得られる世の中です。原爆詩集、原爆体験記等出版物もたくさんあります。また、「はだしのゲン」などアニメでも見ることは可能です。どうぞこの日だけは広島に思いを寄せ、戦争を考える日であってほしいと願っています。一人一人の国民が戦争について見聞きすることが、人間同士の組織的殺し合いを否定し、和をもって理解しあう努力をやめない人の心を育んでいくことと信じます。戦争を知らない私たちも伝えられることを発信していくことが必要だと思います!

カテゴリ:戦争

植物のオリンピック!

2021.07.24

おはようございます。今日は保育園の自然環境についてお知らせいたします。本園は平成29年4月に運営をスタートしましたが、開園当初は草木が1本もなくとてもさみしい園庭でした。5年を経過し、毎年植樹することで徐々に様々な野に咲く草花、ダンゴムシ、ミミズ、カエル、蝶、ゴマダラカミキリ、トンボ等、たくさんの生き物が通う自然環境豊かな園庭になってきました。まさに生き物のオリンピックがこの夏も展開されています!子どもたちはとても興味深くかかわり、生き物から様々を学んでいます。以前見学させていただいた加藤建設(蟹江町内)環境課3人の社員様に来園いただき園庭環境を見てもらいました。様々なご意見をいただきとても参考になりました。また、旧東部水源も敷地内を通っているため、その水源の活用についても相談に乗ってもらいました。水質は問題ですが、可能であれば小さな田んぼを作り、泥遊びやさらに生物を呼び込める環境を作り出し、地域の皆様が関わったり、利用できる場所にしたいという夢も持っています。私たち保育園職員だけでは本当の意味での地域貢献ではないと思います。水の町である蟹江町の皆様が、安心して水がもたらす自然に触れ合い、作り、遊び、学び、憩う一角を目指していきたいです。皆様と一緒に作り上げていけたら嬉しく思います。住む場所は自分たちで作り出してこそ、心の中の故郷となっていくはずです。私は名古屋市守山区に住んでいますが、ここ蟹江町を私自身の心の故郷にしていきたいと考えています。今後も暖かくお見守りください。そして、いつの日かご一緒できることを楽しみにしています。現在の園庭の自然環境の写真を掲載します。どうぞご覧ください。

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クヌギ

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カヤツリソウ

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風船カズラ

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ラズベリー

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レンギョウ

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イチジク

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びっくりグミ

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モクレン

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クヌギの新葉

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きんもくせいの新葉

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シロツメクサ

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クリ

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キュウリ

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朝顔

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クマゼミ抜け殻

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カテゴリ:地域の皆様へ!

犬の権利

2021.07.14

昨日、一昨日とテレビのニュースや新聞で鈴鹿の信号電柱が、犬の尿素によって腐食し突然倒れたという報道がありました。事実だけを知れば「これは大変だ!」もし通行人や車にあたっていたらと恐怖を感じます。私が疑問に思ったのは、このことに関する警察、獣医師のコメントと報道の在り方です。「電柱にはかけないでください」、「排尿は家でさせてください」。マーキングは犬などが縄張りを主張するために備えている本能です。このコメントは犬の本能を否定しているものと感じました。犬は縄文時代より家畜同様人と深いつながりを持った生き物です。人間と共に過ごしてきた歴史があります。時代の流れの中で人は犬の品種を改良したり、本来屋外で生活するはずの機能を備えている動物を屋内の安定した環境の中で生活させたり、服を着せたり、はたまた色を塗ったり。ここまで行くと人間の一方的な想いの中に生き物を当てはめようとしているとしか思えないのです。そう言う私もインコやメダカを屋内で飼ったりしてきました。どこまでが許されることなのでしょうか?そもそも人間が決めてしまってよいのでしょうか?では植物は?様々な疑問が心をよぎります。しかし、今回は人間のマナーの問題としてとらえているのみで、犬の権利に触れていません。他に方法はないのでしょうか?よく見かけるのは水の入ったペットボトルを持った方が、犬のマーキングした箇所によく水をかけておられる姿です。やるべき方はしっかりやってます。同じ個所にマーキングするのも動物の習性です。支柱にかけられても尿素が浸透しない作りにするとか、人間側が異種である犬の権利を守り、共に快適に過ごす方法や考え方があるのではないでしょうか。また、報道機関も生命に関する見方、発言は慎重にすべきです。正否を報道するのではなく、正否を考えられる参考意見や対極的見方を提示し、視聴者に考えてもらう姿勢も必要ではないでしょうか?影響力の大きいマスメディアだからこそ注意が必要です。私がこの文章を書くことも少しく影響があることと思います。私も含め責任ある言動が必要であると自戒を込めお伝えさせていただきました。

カテゴリ:私見

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