出生数70万人割れ
2025.06.15

おはようございます。
6月5日付け中日新聞一面トップで報告がありました。出生数がとうとう70万人を割り込んだという記事です。(合計特殊出生率-女性一人が生涯に産む子どもの推定人数 1.15)。政府の推計よりも15年早く進んでいるのが実態で、少子化の原因が経済問題のみではなく、若者人口の減少、物価高、生活力への自信喪失、結婚願望の低下、出会いの減少など様々な要因が絡み合ったことで進んでいるようです。
「子どもを産み育てなくなる」は、人類滅亡への道となってしまいます。たとえ貧しくともたくさんの家族の中で泣き笑いしながら、子どもたちも豊かで楽しい生活を送っていくことが、人間らしい生きざまの継承につながることだと思います。結婚、出産、子育てといった過程が普通ではなくなり、自己の生きがいを追求し、結婚生活ではない生き方を選択していくことも認めるべき世の中になってきましたが、人間社会が継続していくこと、人間として生き物としての素朴な生活は、苦楽の中にとても嬉しさを感じることができる日々だと思います。たとえどうしようもない事ばかりの人間社会でも、夢と希望をもって生きていきたいですね。
カテゴリ:子育て