お知らせ

政治と金

2024.01.25

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おはようございます。
派閥政治の醜悪な問題が、政治家の責任問題を置き去りにし火消されてしまいました。法律改正はもとより私たちはこの問題を深刻に捉えるべきです。果たして信頼できる代表者をしっかりと選ぶことができているのでしょうか?世論調査や報道を見ても「どこの政党が担当しても同じ」、「任せられる人がいない」、「他の政党よりまし」などの投げやりな有権者の考えが浮き彫りにされています。これで良いのでしょうか?真の代表者を選ばなければいつまでも変われないと思います。
アメリカではトランプ氏が息を吹き返しつつあります。逮捕、起訴されてもなお支持率が高いのは、今よりも生活が良かった政権担当時代の感覚が民意を動かしているからでしょう。明らかに世界を混乱に陥れることが眼に見える支持にはとても賛成しがたいですが、民意とは本気になれば間違いに対しても盲目になるほどの力を有していることが分かります。分別ある民意の高揚を期待しますが、一国を動かすだけの力は本気になった民衆にあることだけは学べると思います。真剣になる必要があります。この国が間違っていかないためにも。行ってらっしゃい。

カテゴリ:政治・国際状況

あそびは発達の元‼

2024.01.19







物へのチャレンジの仕方は様々な手順を踏んで試されていきます。とにかく触れたり、つまんだり、嗅いだり、のぼったり、その方法と気付きは年齢と共に高度になっていきます。初めは空いた器の空間に土をひたすら詰め込む、上からたたいて固める、入れた土を外へ出す、ぶちあける等単調な動きでしたが、徐々に目的を持った行動に変わっていきます。土を器から出すのもやり方が異なれば上手にアンパンマンの形ができたり、プリンに変化します。この発見が心に響くと「私もやってみたい!」と意欲が芽生えます。

つぎに同じようにやってみたいと試行錯誤しながらのトライが始まります。何度やってもおねーさんのようにはできないけれども、諦めず理想の結果に近づいていきます。(並行あそびはだから大切です。おねーさんの技を見られるのです。)大人は意欲を高めるために見本を見せることは必要です。「あの人のところにいれば・・・」大人との関係性も作られていきます。ですが最後は何度も挑戦する本人の粘り強い心があってこそ、地面との距離、一気に反対向きにした器を地面に伏せる等の技を磨いていくのです。結果的にその時間が自己の発達を伸ばしていく結果へと導きます。

自分自身が思うように使いこなせたとき、子どもたちは心が満足感で溢れます。発達は「中心から末端へ」が順序です。体幹、体軸、などが育つには粗大な運動が必要です。そしてしっかりとした体軸を基に、足の関節の曲げ伸ばしが自由にできるようになり、次いで細かな指先の動きや操作が巧みになってきます。クレーン車を思い浮かべてみてください。爪先が細かな動きをするまでは、目標を定めてキャタピラで移動し、アームを調整し爪先を目標物の近くまで操作しなければなりません。重機を動かすには熟練が必要なように、子どもたちも自分の足、腕、関節を使いこなすための発達と練習を経ていく必要があるのです。そんな自分自身が得た体の動きを、思う存分使うことができるような環境、時間を設けていくのは大人の役割だと考えます。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

オーガニックガーデン

2024.01.16





オーガニックガーデンをご存じでしょうか?曳地トシさん(庭師-NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会代表理事と理事を務め、新聞・雑誌への執筆や記事のプロデュース、講演会の講師)は農薬や化学肥料を使用しない庭の管理や、安全な素材で使いやすく、環境に極力負荷をかけない庭のリフォームを提唱・実践しています。自然環境に配慮した庭づくりとメンテナンス、本物の素材を生かし、しかも安全で使いやすい庭、バリアフリーガーデン、自然の恵みを利用した循環型の庭づくりなど、地域の中で提案しています。
園庭も農薬は一切使わず自然のままに任せ、1年に1度は堆肥を根元に敷き、土が固まりすぎないようにしています。春先は野草が生えはじめ、雨季、夏場は雑草が高くならないように根こそぎ草抜きをするのではなく、5センチほどの高さでとどめて刈ると、自然にそれ以上は伸びなくなるそうです。この方法も実際に刈っていると納得がいきます。夏場は野草をグランドカバーとして生かし、輻射熱を防ぐことで園庭が高熱になることを防ぎます。果樹が多いため開花に合わせたくさんの昆虫や鳥が集まってきます。害虫が発生しても生き物の生体系は必ず天敵との共生関係にあり、影響しあいながらバランスを保ちます。
子どもたちにはたくさんの生き物にもぜひ出会ってほしいと願います。小さいころから多様な生き物と接点を持つことは、「世界は人間だけではないこと」を肌身を通し感じ、多様性を受け入れる心と身体を作っていくに違いありません。「自然に任すこと」は園庭に限らず必要な構えです。無暗に人間の思うようにコントロールせず、自然に任せ様子を視ていくことで、バランスや自然治癒できる力を身につけていくこともある程度必要だと思います。

カテゴリ:生き物・自然・人間

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