お知らせ

Bブロック

2024.08.05



Bブロック(差し込み口を正面から見るとアルファベットのBにみえるのが名前の由来です)は、軽くてやわらかく口に入れてもぶつかってもケガすることが少ないおもちゃです。おまけに車輪などの部品もある、写真のように倒れても軽いため様々な形を作ることが出来、子どもたちの発想も広がります。色も鮮やかで思わず手に取って扱いたくなります。きれいな色合い、軽さなどは様々な工夫と表現を生み出し、子どもたちの意欲も大きくなります。

砂や水、絵の具などの素材につぎ、人工物としては子どもの発想を豊かにしていく力があると思います。年齢と共に一つの大きさは細かくなっていき、レゴブロックのように緻密な構成が可能な物も市販されています。1+1が必ずしも2ではない要素を持つものは、子どもたちにとっては、驚きと共に楽しさ嬉しさへと心が導かれる対象です。

これらの素材を身近に置いておくことは、「見立て」という発達には欠かすことが出来ない重要な段階を、充実していくためにとても大切な機会となります。自然物はその中でも最も子どもの発想を引き出しやすい素材です。だからこそ外遊びは大切なのですが、今後温暖化が進み外へ出られない状況が常態化すると、その力に変わる環境を用意していくことも、子どもの成長において考えなければなりません。

カテゴリ:子育て

暑さと戦争

2024.07.28

長岡の花火 山下清 作(貼り絵)
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山下清 名言 みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。

おはようございます。
うだるような暑さに毎年考えるようにしていることは、やはり戦争のことです。海や山などのレジャーが真っ盛りなこの時期にこそ、肉体と心の限界をも想起する暑さの中で、わずか数十年の間にどれだけの忘れがたい悲しみが生まれたことか、この現実を忘れず思い返していくことが、平和な世の中に暮らしている私たちの義務であると思います。
沖縄戦、本土空襲、南京大虐殺、シベリア抑留、中国残留孤児、日本が関わる戦争関連の歴史だけでも数多くあります。これが世界ともなればベトナム戦争枯葉剤散布、ナチスのユダヤ人虐殺、イランイラク戦争、ルワンダ虐殺・・数え上げれば切りがないほど殺戮の事実が存在しています。人間はかくも好戦的で残虐であることを心に留めておかなければ、きっと同じ悲惨を繰り返す本性を持っているのでしょう。だからこそ定期的にこれらの悲しみを思い出さなければならないのです。戦争体験がない世代はなおさらです。本物の悲惨はまさに「人間が人間でなくなる」行為行動に対し、何とも感じなくなるほど恐ろしいことです。現在も続いている身近な「戦争」も他人事ではなく、自分事として捉えていくようにしたいですね。

カテゴリ:戦争

オリンピック選手の苦悩

2024.07.28

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おはようございます。
政治家の不祥事は慣れてしまうほど、毎日のように報道され呆れてしまいますが、スポーツ選手については何とも言えず考えさせられます。
喫煙、飲酒によってパリオリンピック代表を辞退した体操女子キャプテン、19歳、日本チャンピオン、様々なプレッシャーを背負いオリンピックに挑もうとしていた心は崩壊寸前だったのかもしれません。

【日本体操協会の藤田直志会長は「本人の責任だけでなく、協会全体の責任で、宮田選手に新たな一歩を踏み出してもらうためにサポートしたい」と話しました。宮田笙子選手が所属する順天堂大学の監督で日本代表の原田睦巳コーチは、「ものすごいプレッシャーと、結果を残さなくてはいけないということを胸に抱えながら日々を過ごしていたということはご理解いただきたい」と涙ながらに話しました。恩師で、鯖江高校女子体操部の田野辺満監督は「事実が明らかになったがまだ整理できていない。今は悔しいし、残念だ。キャプテンを任され、メダルも期待されて、本人からは相当な覚悟と強い意志が伝わってきていたが、けがも抱えていて、極度のプレッシャーもあったと思う。本人が反省して、次の一歩が踏み出せるよう、私や所属の大学も含めてサポートしていきたい」と話していました。】
未来ある人であり選手です。若さゆえの挫折はつきもの。彼女の人生がこのことで曲がっていくことがないように祈ります。精進、忍耐厳しい道を選択した人だからこそ、レールの上を踏み外して得た、欠け替えのない思いを大切にしていってほしいと願うばかりです。

カテゴリ:スポーツ

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