保育学生への自然教育の必要性
2023.09.21
キャンプファイアーは楽しさを通し命を伝える機会

おはようございます。
週末から週明けにかけ保育学生の自然教育活動支援に出かけてきました。学生に限らず現代人は自然から遠のき、野外での生活に慣れていません。そういう自分自身も体力の低下、日常の利便性への依存、気候変動に伴う酷暑で身体と心をコントロールすることが難しい4日間でした。
人間は心身が苦しくなると「自分自身の本性」が現れやすくなります。戦場、飢餓等極端な状況でなくても、心と身体の病はもちろん、「怒り」、「欲得」、「自己保身」と最も醜い部分が露見してしまうことさえあります。仕事を持ち育児に追われ、思うようにならなくなってしまうことで起きる事件が物語っています。そのような状況を打ち破り、変えていかなければ人類の未来は危ういものとなっていきます。
若いうちから様々なストレスに耐性を持っておくことは、機会を持ち努力して自らに課すべきトレーニングだと思います。「社会人として仕事の継続に耐えうる力」、「育児との両立に耐えうる力」、「窮地に立った時こそ冷静でいられる精神力」、求めなければ「苦」を経た達成感は訪れません、避けるばかりでも身につきません。最近の学生気質は「ことなかれ主義」、「不干渉主義」で自分自身を守ろうとしている傾向が見受けられます。主張すれば炎上し、自分は難を避けるため同調する。そんなことでは「希望」、「勇気」、「優しさ」、「強さ」を子どもたちの心の中に育てるに相応しい心持は育ちません。もちろんその様な若者ばかりではありませんが。私の年代はそんな時代を作ってきた責任も感じます。何とか踏ん張り、たとえ年齢を重ねようが、心と身体を動かし、今の若い世代、子どもたちを導いていかなければならないと痛感する機会となりました。美しさと試練を与え、私たちが快適に生きる上で欠くことができない崇高な存在である自然を、「子どもたち自身が残したい」と思えるように、苦難、喜びを与えていくことを使命と心得ています。

おはようございます。
週末から週明けにかけ保育学生の自然教育活動支援に出かけてきました。学生に限らず現代人は自然から遠のき、野外での生活に慣れていません。そういう自分自身も体力の低下、日常の利便性への依存、気候変動に伴う酷暑で身体と心をコントロールすることが難しい4日間でした。
人間は心身が苦しくなると「自分自身の本性」が現れやすくなります。戦場、飢餓等極端な状況でなくても、心と身体の病はもちろん、「怒り」、「欲得」、「自己保身」と最も醜い部分が露見してしまうことさえあります。仕事を持ち育児に追われ、思うようにならなくなってしまうことで起きる事件が物語っています。そのような状況を打ち破り、変えていかなければ人類の未来は危ういものとなっていきます。
若いうちから様々なストレスに耐性を持っておくことは、機会を持ち努力して自らに課すべきトレーニングだと思います。「社会人として仕事の継続に耐えうる力」、「育児との両立に耐えうる力」、「窮地に立った時こそ冷静でいられる精神力」、求めなければ「苦」を経た達成感は訪れません、避けるばかりでも身につきません。最近の学生気質は「ことなかれ主義」、「不干渉主義」で自分自身を守ろうとしている傾向が見受けられます。主張すれば炎上し、自分は難を避けるため同調する。そんなことでは「希望」、「勇気」、「優しさ」、「強さ」を子どもたちの心の中に育てるに相応しい心持は育ちません。もちろんその様な若者ばかりではありませんが。私の年代はそんな時代を作ってきた責任も感じます。何とか踏ん張り、たとえ年齢を重ねようが、心と身体を動かし、今の若い世代、子どもたちを導いていかなければならないと痛感する機会となりました。美しさと試練を与え、私たちが快適に生きる上で欠くことができない崇高な存在である自然を、「子どもたち自身が残したい」と思えるように、苦難、喜びを与えていくことを使命と心得ています。
カテゴリ:教える・伝える
ラグビー ノーサイドの精神
2023.09.20
ノーサイド

おはようございます。蒸し暑さも今週以降変化が訪れるようです。
18日に行われたラグビーワールドカップフランス大会で、日本はイングランドに12対34にて破れました。さすが強豪国です。日本もスクラムでは決して引けを取らず、対等に近い戦いぶりでした。戦法もディフェンス裏側に意外性のあるキックを蹴り込み、イングランドを十分に驚かせたことでしょう。しかし、自力で勝るイングランドは、プレッシャーを地道にかけ続けることで、4つのトライをとりチームの底力を見せつけました。強豪チームに学びポジティブにサモア戦に向かう気概を持っている日本チーム、がんばってほしいです。
ラグビーは誠に素晴らしいスポーツです。激しいぶつかり合いで感情が動きそうになる場面もお互いを尊重する姿勢、ノーサイドになれば勝ち負けに堺無くお互いの健闘を称えあう真摯なスポーツなのです。また、レフリーと選手の関係性も不思議なほど選手は従順であり、抗議やアピールは一切ありません。かといってレフリーが権威的ではなく、ゲーム中にホイッスルで反則を明らかにするやり取りの中にも、選手に対し事前警告や判定に従う選手に対し、感謝の言葉を欠かすことがありません。良くレフリーの言葉を聞けばわかると思います。人間が生きていくうえでとても大切な約束、思いやりを忘れないラグビーの試合。日本チームだけではなく他国同士の試合についても、やり取りを観たくなります。
【ラグビー憲章】
①品位(INTEGRITY)
品位とはゲームの構造の核を成すものであり、誠実さとフェアプレーによって生み出される。
②情熱 (PASSION)
ラグビーに関わる人々は、ゲームに対する情熱的な熱意を持っている。ラグビーは、興奮を呼び、愛着を誘い、グローバルなラグビーファミリーへの帰属意識を生む。
③結束 (SOLIDARITY)
ラグビーは、生涯続く友情、絆、チームワーク、そして、文化的、地理的、政治的、宗教的な相違を超えた忠誠心へとつながる一体的な精神をもたらす。
④規律 (DISCIPLINE)
規律とはフィールドの内外においてゲームに不可欠なものであり、競技規則、競技に関する規定、そして、ラグビーのコアバリューを順守することによって表現される。
⑤尊重 (RESPECT)
チームメイト、相手、マッチオフィシャル、そして、ゲームに参加する人を尊重することは、最も重要である。

おはようございます。蒸し暑さも今週以降変化が訪れるようです。
18日に行われたラグビーワールドカップフランス大会で、日本はイングランドに12対34にて破れました。さすが強豪国です。日本もスクラムでは決して引けを取らず、対等に近い戦いぶりでした。戦法もディフェンス裏側に意外性のあるキックを蹴り込み、イングランドを十分に驚かせたことでしょう。しかし、自力で勝るイングランドは、プレッシャーを地道にかけ続けることで、4つのトライをとりチームの底力を見せつけました。強豪チームに学びポジティブにサモア戦に向かう気概を持っている日本チーム、がんばってほしいです。
ラグビーは誠に素晴らしいスポーツです。激しいぶつかり合いで感情が動きそうになる場面もお互いを尊重する姿勢、ノーサイドになれば勝ち負けに堺無くお互いの健闘を称えあう真摯なスポーツなのです。また、レフリーと選手の関係性も不思議なほど選手は従順であり、抗議やアピールは一切ありません。かといってレフリーが権威的ではなく、ゲーム中にホイッスルで反則を明らかにするやり取りの中にも、選手に対し事前警告や判定に従う選手に対し、感謝の言葉を欠かすことがありません。良くレフリーの言葉を聞けばわかると思います。人間が生きていくうえでとても大切な約束、思いやりを忘れないラグビーの試合。日本チームだけではなく他国同士の試合についても、やり取りを観たくなります。
【ラグビー憲章】
①品位(INTEGRITY)
品位とはゲームの構造の核を成すものであり、誠実さとフェアプレーによって生み出される。
②情熱 (PASSION)
ラグビーに関わる人々は、ゲームに対する情熱的な熱意を持っている。ラグビーは、興奮を呼び、愛着を誘い、グローバルなラグビーファミリーへの帰属意識を生む。
③結束 (SOLIDARITY)
ラグビーは、生涯続く友情、絆、チームワーク、そして、文化的、地理的、政治的、宗教的な相違を超えた忠誠心へとつながる一体的な精神をもたらす。
④規律 (DISCIPLINE)
規律とはフィールドの内外においてゲームに不可欠なものであり、競技規則、競技に関する規定、そして、ラグビーのコアバリューを順守することによって表現される。
⑤尊重 (RESPECT)
チームメイト、相手、マッチオフィシャル、そして、ゲームに参加する人を尊重することは、最も重要である。
カテゴリ:スポーツ
「子どもの権利」を保障しなければ!
2023.09.19

決定的瞬間! この不思議 快感! やってみなけりゃ 分かりません 本日のベストショット!!
手先、指先が十分使えるようになってくると、自分の好みや集中できる対象の選別に個性が現れてきます。保育は様々な環境を提供することで、子どもたちひとり一人の意欲が湧き上がる機会を設け、主体性を引き出していくことが大切です。「だれもがおなじではない」のです。したがって大人が「こうしてほしい」という願いのために、あまりにも物事を押し付けていくことは危険です。何が危険かといいますと、子どもは心の中で「やりたくない」と思っていても、大好きな大人から言われることに従おう、ホメられようと思う心が強く、その信頼に応えていきたいと知らず知らず考える傾向にあるからです。このような心の働きはもう少し先となりますが、習い事などの提供においては慎重になることも大事だと考えます。
子どもたちは様々な素材(新聞、広告)の使い方、自然物の性質、お日様を受けてできる影、へんてこな形の野菜(ヒョウタン)等々、見て、触り、匂いをかぎ、吹いて、つまんで、素早く水に足を着地させ・・・、物の性質の面白さを五感をフルに活用することで発見していきます。その様子はまさに「水を得た魚」そのものです。その集中力と意欲を止めることほどナンセンスで子どもの権利を阻害することであるのは言うまでもありません(危険回避は別)。
さらに私たち保育者は、人的環境としての関りに専門性を意識しなければなりません。それは、否定的言葉は極力使わない、結果論や大人の価値観で決めつけない(だから言ったでしょ、決まってるでしょ)、大人都合で子どもを扱わない(安全確保のためゲージの中に押し込まない等)、映像や目的のないおもちゃのバラマキはしない、今は話し掛けるべき時か(集中しているときに話しかければ邪魔をすることになる)、どんな言葉をかけるか(疑問形「どれだけ、いくつ、」、選択「どちら、何色」)、ナレーション(子どもが行っている様子を言語で表現する「クルクルだね」、「パシャーン とんだね」-オノマトペ 言葉が未熟でも子どもは聞いている)・・・・、等子どもたちが素材に親しみ、考えや行動をさらに深め発達を支援します。
また、感動や不思議に共感共有することで、身近な人への信頼感を育て、「自分自身を肯定する(自己肯定感)」を身につけられるように、日々子どもの遊びを見つめ、どんなかかわり方がベストであるのかを探求していく必要があります。写真一枚一枚には、そんな子どもたちの成長を願う、切実な思いを写し込もうとしている保育者の気持ちが込められていることを、ご理解いただければ幸いです。
カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!