お知らせ

卒園生、転園生の皆さんへ10

2023.05.09

5月9日 朝 子どもたちの今を守るために

おはようございます。今日も良い天気です。新緑がまぶしく感じられます。
5日は子どもの日でした。子どもの権利条約、子ども基本法等、子どもたちが健やかに育っていくための法律が施行されています。なぜ、このような規則が作られているのでしょうか。それは子どもが子どもらしく生きていける環境が不足、欠如、侵害されているからにほかなりません。アンケート調査(日本財団が実施した、全国の10〜18歳の男女を対象「こども1万人意識調査」)でも「聞いたことがない」という回答が60%を超えています。「子どもがそれぞれの時代をその子らしく生きる権利」はとても大切です。認知度が問題なのではなく、法律まで作らなければならない現状がとても心配なことだと感じます。中日新聞コラムに詩人谷川俊太郎の一編の詩が掲載されました。 
                          
『生まれたよ ぼく』
生まれたよ ぼく やっとここにやってきた まだ眼は開いてないけど まだ耳も聞こえてないけど ぼくは知ってる ここがどんなにすばらしいところか だから邪魔しないでください ぼくが笑うのを ぼくが泣くのを ぼくが幸せになるのを

いつかぼくが ここから出て行くときのために いまからぼくは遺言する 山はいつまでも高くそびえていてほしい 海はいつまでも深くたたえていてほしい 空はいつまでも青く澄んでいてほしい そして人はここにやってきた日のことを 忘れずにいてほしい

皆様それぞれの捉え方があるでしょう。それで良いと思います。ただ、忘れてならないことは、「子どもが子どもらしく生きること」を守る義務(今の成長を大切にする、世界平和、環境保護、人類の維持・・・)は大人にあるということを。今日も子どもたちが子どもらしくあることを願って、行ってらっしゃい。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

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