孫からのメッセージ5
2024.10.23
おはようございます。
いつものように週末に孫が泊まりに来ました。日に日に成長がみられるのは嬉しいことですが、同時に下の子が生まれた影響で、赤ちゃん返り、少しのことで癇癪を起す、自分でも何が何だか分からない等の状況が増えてきました。家の中にいる時間が長いと悪循環が続くため、天気が良いのも幸いに、早朝、昼間、夕方と日に3度散歩に連れ出しました。外へ出れば見る物、会う人、昆虫、動物、植物すべてが新鮮で飽きることなく時間を満喫している様子で、帰宅しても比較的、食、排泄、睡眠などのリズムが整いやすいのは間違いありません。しかし私たちの体力は限界近くまですり減るのが実態です。正直息子2人は「これほど大変だったかな?」と、忘れてしまった記憶をたどってみるのでした。
しかし幼い子どもはやはり様々を私たちに教えてくれる存在です。「人一人を育てることは大変であること」、「欲求があるのは自然なこと」、「自分だけを見てほしいこと」、「応答をしてもらうことで安定できること」、「身近な大人こそ安心できる存在であること」、「信頼すべき人の表情や表現に敏感であること」等々、子どもが育っていくための出発点は、やはり最も身近において自分を観ていてくれる人の存在であることは間違いありません。祖父母の立場にある私たちも、自らの子どもが親となり、孫という掛け替えのない存在を与えられた家族として、精一杯豊かに育っていけるようにお手伝いをしていきたいと思います。
カテゴリ:発達