トランプ政権が招く不確実性 ハーバード大学問題
2025.06.01


おはようございます。
トランプ政権は思想的な面においても、独善的政策をちらつかせ世界の分断を招いている様です。就任前から相手を試すような発言が目立つ大統領、グリーンランド問題から昨今ではカナダを属国とするような発言もしています。カナダ国民はナショナリズムを刺激され、アメリカとの確執を持ち始めてもいます。一国の大統領が国際問題になりかねない発言を連発することは、今まで世界のリーダーシップを担ってきた国だからこそ恐ろしく、また影響力も大きいと思います。いったいいつまでこのような分断を推し進めるような方法がつ続くのでしょうか?不安を感じます。
この様な分断を招きかねない考えは、自国アメリカにも及びとうとうハーバード大学の留学生を、「反ユダヤ主義」、「極左」、「中国共産党との癒着」と決めつけ、留学資格の再審査や補助金の打ち切りなど、閉鎖的な施策が発動され始めています。また大学内の頭脳他国流出(教授のカナダ転籍等)が進行しつつあります。デモ規制などの方針を策定したコロンビア大学と対照的です。
「自由と平等」を建国の礎としてきたアメリカは、いったいこの先どこへ向かおうとしているのでしょうか?自由の象徴である「星条旗」、「自由の女神」の元、強いアメリカが方向違いの分断と挑発を進める悪の大国となっていかないように願うばかりです。
カテゴリ:政治・国際状況