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インクルーシブな学校、乳幼児施設運営への地道な努力

2026.03.21

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おはようございます。
中日新聞に「EYES」学ぶ。のコーナーがあります。時々目を通しますが、今回は「インクルーシブ教育(多様な人々が共生する教育環境)」について、研究者の話が掲載されていました。野口晃菜さんは米国在住時の経験から、障害を持った人、性的マイノリティー、外国にルーツがある人と同じ教室で学ぶこと、英語に苦慮した本人が現地で普通にサポートを受けられたことによって生き生きと学び、マイノリティーな環境が一般的でない日本との差が、インクルーシブ教育を考えるきっかけになったと述べています。
日本は元々専門分野教育や、同じ環境で同じような考えを持った人の中でレベルを競い、成果を上げようとする教育が行われてきました。しかし世の中が「個」、「多様性」を大切にするようになることで、様々な環境に矛盾が生じてきています。大学変革(文理融合【社会の変化に伴って登場してきた新しい学問分野の存在です。また、社会の変化を踏まえて国が考える大学教育や人材育成のあり方にも、文理融合が欠かせないものとなっています。例えば、デジタル化やグローバル化の進展、環境への配慮など社会の変化に応じて、これまでの文系・理系といった枠組みには収まらない学問分野が登場してきました。具体的には、情報科学やデータサイエンス、社会環境学などです。こうした分野を学び、研究していくには、文系と理系の両方の知識が必要になります。】)もその一つの形だと思います。様々な枠を超え考えあうことができる環境の構築は、プラスもマイナスも捉えながら偏りのない考え方を訴え、極端で間違った考えへに歯止めをかけることにもつながります。
医療的配慮が必要な子ども、ダウン症や自閉症の子が、普通学級で健常児と一緒に過ごすことを目指すのも、双方にとって良い影響があることは確かです。野口さんはその方法を「ふつうアップデート」という授業で実現しようとしています。「誰かのためではなく自分の困りごとを挙げその解決方法を考える」、「今のふつうが多数派や権力のある人が中心に作られている」、これらを知り「多様な子どもたちがいることがふつう」の学校を目指そうとしています。法律や制度は理想を掲げますが、それにもまして、このような考えの元で実践する人々をこそ、応援していかなければならないと考えます。見えない地道な努力にスポットをあてなければなりません。

カテゴリ:福祉

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