お知らせ

脳の活性化

2024.01.16



子どもたちは頭のなかで様々な段取りをしています。料理は認知機能の発達と維持にとても良いということです。なぜかというと手順や段取りを頭の中で整理するなど、脳の活動が活発化するからだそうです。
【川島教授(東北大学未来科学技術共同研究センター)は「調理を行うこと」によって、これまで取り組んでこられた音読や単純計算、他者とのコミュニケーションの実証事例に見られたような前頭連合野の活性化を実証しました。前頭連合野の活性化は、大人であればコミュニケーションや創造力等社会生活に必要な能力向上が期待でき、子どもであれば前頭連合野の働きである情操面や抑制力等、情緒の安定に結びつくと推測されます。】
料理に限ったことではなく、子どもたちにとっては「あそび」が脳の発達に関してとても大切な要素です。また、身体を使うことは様々な物理的身体感覚を身につけていくこと、不安や鬱屈等のネガティブな感情の解消にもにつながっており、脳の活性化と切り離すことができません。散歩の途中で意外と良いアイディアが浮かぶのも、気分を変え見る物が変わり、歩くことで血流が活性化されるなど様々な身体の変化がもたらす効用だと思います。
子どもたちが一見落ち着くことなく細かく動いているのも、自分の三半規管、肺機能、心臓の働きを活性化することで自らの成長を促しているように感じるのも間違ってはいないと思います。

カテゴリ:発達

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