お知らせ

クヌギの生き残り術

2026.05.17

alt人的に作られた公園にそびえるクヌギの木
alt落ちたどんぐりから発芽し双葉の状態まで成長 しっかりとどんぐりと繋がっている まるでへその緒のようです
alt一定の方角のみにたくさんの双葉が見られる なぜだろう?

おはようございます。
我が家のそばにある公園のクヌギの木の下には大きなどんぐりがたくさん落ちています。何本もあるクヌギのうち、数本の地面のある方角のみに、発芽し双葉が開いているどんぐりがありました。何千個?も落ちているどんぐりの中の、ほんの一握りのものしか発芽していません。想像するに発芽が起きる条件も僅かなのだと思います。光、水、木陰、人の踏み状況、その頻度や時間、量等様々な条件が一致したときのみ発芽に結びつくに違いありません。
しかしこの場所は公園のため、いずれ管理者か誰かによって、発芽した木は抜かれるなどして、その場には存在しないこととなるでしょう。これが人が足を踏み入れない場所だったら、生き延びることも可能だったかもしれません。いいえきっと柔らかな新芽は獣たちの食べ物になっているはずです。このように非常に小さな確率でしか、大きな木に育つチャンスは訪れないものと考えます。だからこそ大量のどんぐりを作り出し、何とか生き延びようとするのが植物です。でもどんぐりに穴をあけ産卵するゾウムシや、食べ物としてたくさん食べるクマなどの敵が存在しているのも自然界なのです。
「公園樹木」から掘り下げれば様々な動物、昆虫の世界へも視野が広がります。地球に生きている生き物、植物、土壌等の豊かな環境は人間生活を支える最も偉大な存在です。大切にすべきことに気付くべきです。

カテゴリ:生き物・自然・人間

相手を知る事!生き物も遊び道具も

2026.04.26

altフジも森も生き物であふれています(フジの花に来る大型の丸いハチはおとなしいクマバチです)

おはようございます。
フジ棚が花で満開になると、様々な生き物が蜜を集めに飛び交います。中でも「クマバチ(写真)」は、人間にも近寄り見事なホバリングを行う姿はとてもかわいらしくて面白いです。【クマバチとマルハナバチ 「ブーン」という大きな羽音から、どちらも非常に危険だと思われがちですが、危険性には大きな違いがあります。クマバチの危険性は、実は非常に低いです。まず、春先に私たちの顔の周りをしつこく飛び回って威嚇してくる(縄張り意識が強い)のはオスですが、オスには毒針がありません。メスは毒針を持っていますが、性格が非常におとなしく、巣に直接手を出したり、メスを素手で掴んだりしない限り、人を刺すことはほとんどありません。一方、マルハナバチは注意が必要です。こちらもメス(女王蜂と働き蜂)だけが毒針を持ちます。マルハナバチは社会性昆虫であり、巣(コロニー)を守る防衛本能を持っています。地中や草むらにある巣を知らずに踏みつけたり、刺激したりすると、働き蜂が一斉に襲いかかってくる危険性があります。マルハナバチの毒もアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるため、巣を見つけても絶対に近づいてはいけません。衛生面では、クマバチが家の軒先や柱に穴を開けるため、木造建築物にとっては「害虫」とされる側面があります。】
怖ろしさばかりが強調され公園からフジ棚は消えつつあります。生き物も危険だからと言って駆除し続ければ、子どもは危険生物に遭遇したときの回避方法を学べません。同じように築山に人工芝を貼ってしまうと、土の感触、どんな時に滑りやすくなるのか、微妙な傾斜やくぼみに対応する方法、身体使い(足さばき・体重移動・バランス)が身につきません。他にも過剰な滅菌、過剰な農薬使用等、一見子どもや人の安全を保障しているようですが、実はその逆です。虫に刺されたときの責任、山の形が崩れない、人間以外の生き物の駆除等すべて大人、人間都合なのです。責任はすべてが設置者にあるのではなく、そのような環境でしか育てられなかった社会、地域、時代、そして家族にもあるのです。「自己責任」という言葉も責任逃れの感が色濃く表れています。そうさせているのはいったい誰なのでしょうか?真の大人ならば考える必要があります。
公園遊具は適用年齢表示と公園遊具安全ラベルなどが表示されています。これはあくまで目安としてとらえておく必要があります。遊具は作成会社がおよその使用年齢制限を設けることで、事故発生時の責任問題に制限を設けているのです。子どもの発達は個人差がありますので、自分でやろうとする気持ちと体使いの発達を大人は見極めることが肝心です。自分でやってみようとする気持ちもないのに、手伝い過ぎでやらせてしまうのは「過干渉(余計なお世話)」となります。本人の自発を待ちましょう。逆に対象年齢が適応していなくても本人が乗り越えられる発達(心と身体)を得ていると家族が判断できれば、自発に基づき十分注意しながら見守るのも良いと思います。これが「発達に沿う」見方だと思います。

カテゴリ:教育

園庭開放の意味と意義

2026.04.26

alt園庭開放について掲載していただきました

にこにこママの賛助会員である本園の情報を、インスタグラムとホームページ(両方とも「にこにこママ」)に掲載していただきました。本園の園庭をできるだけたくさんの子育て家族はもちろん、多世代、多様な皆様に知らせ利用していただくのが目的です。
自然の中で人間が時間を過ごすことはとても大切だと考えます。遠くの観光地に行かなくても、管理され安全で見守り(広義の意味)もある園庭は、子どもたちや子どもを育てる親、子育てを終えられた高齢者の皆様、発達がゆっくりな子、多動な子(フェンスで囲われているため道路などへの飛び出しがない)にとっても、安全に過ごせる場所です。また、様々に生きている人々(本園園児さんももちろん含みます)が、子どもと自然を通して触れ合うことは、希薄になっている近隣関係、他者との関係性を持つ機会ともなります。
さらには子育て支援施設は室内が中心のため、室内遊具、玩具には利用方法や学びに限界がありますが、自然(生き物や植物、土)はほぼ無限に子どもたちの欲求と学びを保障しています。環境問題(地球温暖化)を幼いころから肌身で捉え、将来自分が生きていかなければならない地球環境の持続にも、思いを馳せることができるようになります。大人目線ではなく本当の「こどもまんなか社会」を考えれば、自然の中で泥だらけになることはリスクではなく、成長の糧になることは間違いないのです。園児保護者様も平日がお休みの時、親子でぜひ園庭においでください。お子様が日頃どのように自然と関り遊んでいるか、解説付きでお話いたしますよ!

カテゴリ:教育

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