ぐちゃぐちゃ遊び
2025.11.22





おはようございます。
先週土曜日に一般参加者向け園庭行事で「ぐちゃぐちゃ遊び」を実施しました。当日はたくさんの親子連れで賑わい思い思いに絵具を塗り込む子どもたちの姿、子どもたちの自由に引き込まれ、同じように心解き放ち開放的に絵の具だらけになる保護者の皆さんの嬉しい笑顔に触れることが出来ました。たくさんの楽しさをくれた親子様、主に計画実践をいただいた村田先生、一緒に手伝い楽しんでくれた職員、実習生の先生方に深くお礼申し上げます。
このように外部の皆さまが園庭に来てくださり、蟹江町にある保育園、公共施設の努力、そして何よりも様々なつながりができ、子育ての輪が広がっていくことが一番の願いであり、目的でもあります。小さな小さな努力ですが、今後も地道に継続していきたいと考えています。
子育ては大変な反面、素晴らしい嬉しさ、やりがいをもたらす最も人間らしい活動です。先を考えすぎても「人を育てる」はうまくいきません。結婚し、ご夫婦、ご家族で困難と嬉しさを乗り越えたところにこそ真の幸せがあることを思います。「楽しさは大勢で分かち合えば、みんなの喜びになる」、「苦しみは大勢で分かち合えば少しになる」、あらためてこの気持ちを、地域や関連する人々に伝え続けることが、この保育園の使命であることを心に留め、日々を過ごしていきたいと思います。
カテゴリ:教育
カマキリの産卵
2025.11.22

おはようございます。
本園の栗の低木にカマキリが卵を産みつけました。実は1週間も前から栗の木の枝を行ったり来たり、しっくり、安心、危険ではない場所を探しているようで、生き物の子孫継承の場面は、人間に引けを取らないむしろ外敵の多い自然の中では、より慎重な選択をしているように感じました。考えてみてください。カマキリは一度の産み付けで何百もの子どもが孵ります。それでも生まれたばかりに共食いで数を減らし、外敵の食物になってしまう等で、成虫まで生き延びる数はそれほど多くはないはずです(1~3%程度 200匹なら2,3匹)。
初めて産み付けの瞬間を保育士もじっくりと観察できたようで、その慎重さに驚いていました。自然はだからこそ貴重で掛け替えのない存在だと思います。生き物の生死は簡単なことではないのです。まして人間に関しても真摯に生きること、そして死に至ることについて深く思いを馳せていけば、人間同士の争いで命を落とすことが、いかに残忍で無駄なことであるかに考えが及ぶのではないでしょうか?
カテゴリ:生き物・自然・人間
名俳優 仲代達矢さん 逝去
2025.11.22

おはようございます。
「影武者」、「乱」等の黒沢作品、舞台にも突出した才能で92歳を全うした仲代達矢さん、その生きざまは見事しか言いようがありません。自らが主宰した「無名塾」では役所広司さんはじめ多くの若手俳優を育て、留まることを知らない素晴らしい人でした。心から哀悼の意を表したいと思います。
仲代さんは生前、老いた身は若い人たちの数百倍も努力をしなければ、納得のいく演技はできないと話していました。確かに若い頃は記憶力も身体能力もとても大きいと思いますが、円熟した演技はやはりそれなりの経験を経てこそ観るものを圧倒すると感じます。人生の悲哀を得てこられた大御所はまだまだ演技を行っていく気概を持っておられたようです。日本は大切な人を失ったと思います。その分新たな俳優が現れることを期待したいと思います。
カテゴリ:宗教・文化
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