お知らせ

韓国大統領 立場を踏まえた外交

2025.09.07

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おはようございます。
石破茂首相は23日、韓国の李在明大統領と首相官邸で会談しました。大統領就任前は日本に対して過激な発言(日本の軍事大国化への懸念)が目立っていましたが、国の代表となってからは、「実用外交」という考え方で、歴史認識と現在二国が共有している様々な問題を、分けて協議していくという考えに転換したようです。
隣国の韓国とは文化的にも古代より深いつながりを持っており、良い点は継続発展させ、問題点は真摯に協議していく、このような姿勢で良いと考えます。世界が不安定な状況である現在は、アジア諸国が互いの理解を深めあい、結束していく時だと思います。過去を振り返ると歴史の流れは間違いも多々あり、なしたあるいはなされた被害、加害については忘れることはできませんが、その歴史認識を踏まえながらも「未来志向で・・・」といった表現にはとても共感します。他民族であることは、異なることを認められない価値観もあります。そこはお互い踏み込み過ぎず、遠ざけておくことも必要です。適度な距離感を保つことも「知恵」にほかなりません。価値観を押し付けるあう時に「争い」は生じます。

カテゴリ:政治・国際状況

沖縄尚学高校がもたらした心

2025.09.07

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23日に行われた夏の甲子園大会決勝で、沖縄尚学高校が強打の日大三校を破り優勝しました。2年生投手二人の奮闘、勝負強かった4番打者、そしてキャプテンの言葉通り、素敵な仲間で助け合ったからこその勝利だったと振り返ります。また、3塁側スタンドを埋め尽くした、沖縄から駆け付けた大応援団(知事も含む)の声援も素晴らしい一体感を作り出していました。
今年は戦後80年の節目にもあたり、唯一の悲惨な地上戦を経験した沖縄県民にとって、全国制覇し優勝旗を沖縄県に持ち帰ることは、とても意義深いことだと感じます。過去には沖縄水産、興南高校が優勝していますが、ずらりと並ぶ沖縄由来の選手名に故郷で生まれ育った高校生たちの思いの強さと、インタビューで答える言葉一つひとつに、素直で一途な高校球児のすがすがしさを感じました。地方戦で敗退してしまったすべての高校球児たちも含め、代えがたい素敵な姿を見せてくれたことに「感謝」です!

カテゴリ:スポーツ

米ロ首脳会談から欧州諸国との結束へ

2025.08.24

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おはようございます。
15日にアラスカにおいて、米ロ首脳会談が両国から大統領を含む3者によって行われました。停戦?と淡い期待を抱きましたが、ロシアの外交勝利、戦闘継続に終わった感が強い結末のようです。1回目だからこれで良いのでは、との意見もありますが、平気で人命を奪っている戦闘をこれ以上継続している事態を、国際社会(国連、欧州)が止めることができないとは、何とも歯がゆく情けないことだと思います。何千年も前から人類は争いに明け暮れ、悲惨な状況と人が人でなくなるような残虐性から抜け出すことができていません。

18日にホワイトハウスに他事をすべて中断し参集した欧州列国代表は、それぞれに平和に対して一歩を進めることを確約しました。誰も踏み込むことができなかった和平交渉に、米国トランプ大統領が一歩を踏み出したことを称賛し、西側諸国が改めて結束を見せたことは、大きな影響力をロシアにもたらすことになると評価されています。プーチン大統領の求める「力による平和」ではなく、「真に公正な平和」構築のため欧州諸国が結束したことがとても価あることだと感じます。欧州に支えられ、監視?されている意識を持ち、アメリカが真に偉大な国であることを証明し和平を実現する力になってもらいたいと切に願います。

「國」という字は、元々の意味は「村(囗むら)を武器(矛ほこ)で守り城壁(囗くに構え)で囲む」という意味があります。ですが殺戮が始まってしまっては、止めることができないのが戦争です。軍隊を持つことが抑止力としても、核爆弾保持は危険すぎます。エネルギーが枯渇しているからと言ってリスクのある燃料を継続使用することも人類の滅亡へつながらないとは限りません。分かっていることを止められないなんて、権威を保持した指導者は、おごり高ぶることに「快感」さえ覚えているのでしょうか?

この夏封切られている映画をご紹介します。①「長崎 閃光の影で・・・長崎原爆投下で奮闘する看護婦(師)の姿と戦争の実話が元」、②「木の上の軍隊・・・沖縄の伊江島での実話に基づく戦記 伊江島出身の兵士と本土上官とのヒューマンドラマ」、③「雪風・・・同名の日本駆逐艦が敵味方隔てなく海上で人命救助を行った史実に基づく戦記」、上映時間や本数はとても少なく朝一番が多いため、子育て中の皆様には厳しいと思います。①、②は視聴しましたが重い作品です。今後どこかで視聴されることをお勧めいたします。

カテゴリ:政治・国際状況

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