お知らせ

孫の成長に思う

2025.11.30

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おはようございます。
先週孫が遊びに来ました。相変わらずのパワー全開で一緒に遊ぶにも体力を小出しにしながらの対応になります。しかし、子どもの成長は目覚ましく、遊び方もだんだん緻密になっていきます。そして集中力も増し大人のお話もよく理解できるようになってきました。大変な時期があってもしっかりと付き合っていれば、いずれ本人が欲求を十分に満たすことでこのような時がやってくることは、祖父という立場からはよくわかります。嬉しいことです!
写真は工事現場(トミカ)と平面の道路、工事現場で働く車シリーズを自分で組み合わせた遊びの様子です。工事現場の小さなオレンジボールをクレーンでベルトコンベヤーに運び、様々なネジ(回すのが少し難しい)を使いクレーンを操作(手っ取り早く手動で行う)、コンベアーを動かして、最終的にトラックの荷台に乗せます。そしてまたクレーン車の材料置き場へ移動し、ダンプカーのやねを傾けボールを落とします。たまに「ガソリンを入れてください!」と仕掛けを投げかけると、「ハイ!」と返事し平面のガソリンスタンドで給油しまた戻ってきます。
本人はこの遊びが大好きで、我が家へ来るといつもこの遊びがしたいと伝えてきます(妹が口に入れる為我が家でしか使えない、このことも良く分かっています。)!そのように孫との遊び方も体を激しく動かす遊びばかりではなく、頭を使い指先を使う「見立て」、「つもり」等の「遊びらしき・・・」も見られるようになってきました。これからの遊びの深まりに期待を膨らませ目を細めるジージです。

カテゴリ:子育て

ポカポカ園庭での誕生日会!

2025.11.30

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ポカポカ園庭遊び、誕生会にお芋ほり、子どもたちにとっては、とっても嬉しいハードスケジュールの盛りだくさんの濃い内容のはず!!色々なことをしてもらうのが、この時期の子どもたちの特権でもあります。

成長と共に「遊び」と「勉強」という時間の分離が始まっていきます。乳幼児期は遊びと学びは常に同一線上にあります。食事や手洗いだって遊びになってしまうことは多々あります。だからこそこの時期を思う存分遊びきる期間として、大人は躾や言い聞かせのための強くて大きな口調、否定はもってのほか、ということを自覚しなければなりません。

先日もお話ししましたが、分からない子どもに「否定」、「叱責」、「罰」、「交換条件」は通用しません!怖い顔と大きな声で言われることは、ほぼ「恐怖」を避けるための「おとなしさ」に変貌します。ですが道徳は必要ですので、相手が赤ちゃんであっても、伝え方に配慮して、「こうするとよいね」を根気よく伝えなければなりません。

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そんな時「わらべ歌で子育て(阿部やゑ)入門編」を参考にしていただくことをお勧めいたします。この本は私の愛読書でもあり養成校時代に学生に実践し、子どもたちにも行ってみたことがあります。とてもスッキリと子どもの心に馴染んでいく「わらべ歌あそび」です。

わらべうたは少なからず皆様も馴染みがおありかと思いますが、「たかい たかい たかい・・・」がよく知られている遊びではないでしょうか?「叱る」は、親御さんにとっても一番難しいことかもしれませんね!

この紙面だけでは理解していただくことは難しいですが、一例をあげておきますと、例えばゴミ箱をひっくり返したり、物を投げたりしたときに、赤ちゃん(ハイハイやつかまり立ちくらいの発達の子)に対しては、少し渋い顔を作り「ペチョペチョペチョ」と擬態語(オノマトペ)を使い諭します。つまりは「いけませんよ!」の柔らかな伝え方を行うということです。

とても根気が必要ですが、子どもたちの言語はこのような大人(大好きな父母・祖父母・保育士)の「表情」と「ニュアンス」こそ伝わりやすいため、理解につながりやすいのです。是非参考にしていただきたいと考えます。こんなことを行っていくと「子育て」が本当に楽しく、親子ともどもが幸せな気分になることは間違いありません。私でも出来たのですから絶対大丈夫ですよ!

誕生会の意義はやはり皆の前に出て、様々な「おめでとう」を皆から伝えてもらうことと、自分で「ありがとう」、指あるいは言葉で「〇歳」と恥ずかしさの中でも伝えること、少しの緊張感を味わうことにつきます。その場数を踏んでいくことで、多くの人の前でも自信をもって自己を表現する機会に必ずつながっていきます。

そしてお芋ほり、今日はお芋というよりも「ごぼう」の様に細くて(保育士弁 (*^_^*)
経験は「うまくいかない」ことも含めて大切です。芋が小さく少なければそれなりの結論を、ただただ自然のままに受け止められばよいことです。天の神様が与えた試練として、子どもなりに解釈することで十分だと思います。

カテゴリ:教育

子どもとの心と身体の距離

2025.11.30

alt保護者の保育参加

子どもたちにとって毎日顔を合わす職員は、「安心」、「安全」な対象として認識されていますが、保育参加のパパママ、実習生の先生、園庭開放で会う親子、畑を作ってくれるおじいちゃんは、たまにしか来ない「非日常のひと」として、どんな人なのかよくよく観察することからスタートします。

ですから来訪者様次第でいち早く慣れ親しみ、遊び相手だと認識した瞬間に距離感が変わります。写真を観ていただいてもお分かりの様に、子どもたちに積極的にかかわるパパママ様の姿勢が、子どもたちの心にとても大きな「安心(この大人は大丈夫)」と、「意欲(この人と遊びたい)」を湧き上がらせているのです。

キッズガーデンの子どもたちは、たくさんの園以外の人たちと関わる機会が多くなっています。その分多様な人に出会っているとも言えますので、生まれて早くから「多人数」に慣れています。乳幼児期の発達には「質より量」の人間関係が必要だと考えています。このような機会を準備できるようにしたいです。

そして乳幼児期は特にたくさんの大人に愛され、抱きしめられ、遊んでもらい、物事や自然のすばらしさに共感してもらう機会がなければなりません。この時期の最大の「目標」こそ、子ども自身が感じる「安心感」だからです。万が一「安心感」を持ちそびれてしまうと、子どもはどこかで心に「不安」を抱え、人に対しても「不信」が定着します。その様なことがないように、子どもたちの世界を守っていかなければならないのです。

たくさんの人間と関わる環境を用意することによって、物おじしない、様々な環境や人の世界に適応する力が育っていくと思います。日本は過去、高齢者、外国人、障がいを持っている人、皆と同じでない人に対し隔離政策や完全な住み分けを実行してきました。その事が差別や区別にもつながり、「閉鎖的」な社会を作りだしてきたのです。

現代社会は「多様性」、「人権」を重んじ、人間同士どんな違いがあろうとも、お互いが寄り添い対話することで、ある程度の住み分けの元、協調して地球の一員としての使命を果たすべき、といった考えが広まっています。

それでも紛争や虐殺が発生しているのが世界の現実ではありますが、自己の足元からこのような行動や思想を根絶していかなければならないのも、現代人に課された使命であると考えます。「小さなことから・・・・・」、「幼い子どもの生活から・・・・」このことを意識していく必要があります。

カテゴリ:教育

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