キアゲハ 来る!
2024.07.17


おはようございます。
我が家のアシタバ(明日葉)にキアゲハの幼虫を発見しました。昨年は飛来しませんでしたので久しぶりに感じます。以前は保育園に幼虫を持っていき、子どもたち皆で成長を楽しみました。ちょうど「はらぺこあおむし」を何度も読みこんでいた時なので、見事に変態し羽化したときの子どもたちの驚きと嬉しさの表情と、「これだよね!」と言って絵本を見せてくれた時の感動の表情は今も心に焼き付いています!今2匹幼虫が育ちかけていますので、安定したら保育園に持っていこうと思っています。保育園でもアシタバを育てているのですが、中々キアゲハの眼には止まらないようです。蝶は食草が決まっているため、例えばアゲハ蝶は柑橘系(ミカン、レモン、山椒の葉)、アサギマダラはフジバカマと決まっています。アサギマダラは昨今の温暖化の影響で日本の南の果てから東北、北海道地方まで、毎年2000キロ程も旅をします。何ともロマンがありますね!以前「久屋大通公園 フラリエ」でアサギマダラの飛来を見ました。フラリエも食草を意識した植栽をしていますので、ぜひ立ち寄ってみてください(カフェや食事も採れます)。
カテゴリ:生き物・自然・人間
孫パワー
2024.07.17

おはようございます。
週末に孫がやってきました。相変わらずの凄まじいパワーについていくのが精一杯でした。午前中バーバとイオンでひとしきりあそび、私が車で二人を迎えそのまま息子と待ち合わせの飲食店に走りました。一瞬の移動時に車の揺れで眠気が・・・(*^-^*)、声をかけ起こしながらなんとか昼食会場へ、満足いくまでうどんを食べ帰宅途中に夢の中へ、到着後ぐっすりと1時間ほど昼寝したでしょうか?起きてからは仕事でパソコンに向かっていても、一緒にやろうとし、「あそんでー」の心の叫びに応じないわけにはいきません。嬉しさ半分、「やれやれ」保護者様の毎日の大変さを思い、子育てから離れて数十年の年月を懐かしく思い出すのでした。その後も水遊び、探索活動は続き留まるところを知りません。子育て孫育では体力と時間が必要です。まだまだこれから孫ラッシュが始まる私は、「体力を付けなければ!」などと嬉しさ半分の悲鳴を上げる始末です。日曜日の1日は一瞬のうちに過ぎ去ってしまいました。これも喜びとしてうけとめるべしと心に決めた平和な休日でした。
カテゴリ:子育て
学生数の減少
2024.07.17

おはようございます。
先週一週間で保育者の養成校(大学・専門学校12校)へ求人・保育体験・研究活動の誘致などの挨拶に行ってきました。18歳人口の減少でどこの学校も軒並み学生数が定員を下回っているのが現状です。今後どこの乳幼児保育教育施設も保育者の確保がますます難しくなることが予想されます。
保育士資格、教育免許保有者は決して少ないわけではありません。ですが実際に資格免許を生かして職に就いている人が少ない状況が続いているのです。原因は乳幼児保育施設の働く環境が決して良いとは言えないのが理由のひとつでもあります。給与も社会人全体の平均給与を下回り、国も処遇の改善のため補助金等を交付することによって努力をしてくれてはいます。しかし、保育者一人がみる子どもの数はゆとりがあるとは言えません(法律)。特に乳幼児の場合は、個別の欲求に十分にこたえていく必要性があり、「子どもの自発性」、「欲求の充足」を達成しなければ、充分に成長発達を遂げていけるとは言い難い現実を、保護者の皆様も理解していただけると思います。さらに国の政策は「誰でも保育」などの制度を作り、子育て支援体制を強化することで、少子化に歯止めをかけようとしています。しかし単純に経済的支援と子育ての機会増大が、少子化解決の手段であるかは疑わしいと考えます。そのような単純な理由で子育ての危機は生まれたのではないのです。
子どもを育てることは、人類、国、家族が存続していくために必要不可欠です。また、子育て程尊い人間活動は他にはありません。このような自覚を持てる社会構造でないことが根本原因にあります。世の中は「効率やスピード」、「自己の利益」を追うことに専念し、様々な「共助」、「手間」、「根気」等を捨ててきました。その結果が人間関係を紡いでいく力、親としての育ち、子どもが元々持っている意欲や好奇心を捻じ曲げてきたと思います。
効率や便利が悪くても「ゆっくり」、「手間をかけ」、「過程を尊重する」、「失敗を経験する」等の考え方を大切にし、コミュニティーを作り直していくことが、人間性を回復するうえで最も必要な時間なのです。文明の進展は後戻りできません、しかしその弊害をしっかりと認識した利用に努めなければ、この先も子どもを育てようとする親世代は、減少の一途をたどるのではないかと危惧せざるを得ません。
カテゴリ:子育て