子どもの遊ぶ力は侮れません!
2023.12.04
冬用スタッドレスにはきかえだ!

子どもたちの自然素材、物へのまなざしは、常に「たのしい」かどうかが基準です。「こうしたら面白いのでは」をほぼ直観的に手足、全身を使い扱うことで新たな楽しさを発見していきます。その心の動きと身体使いがさらなる発達を作り出していくのです。「あそびごころ」は発達のためのエンジンのようなものです。
平均台、机などは高さがあるという点では共通しています。細い木には乗れなくても広い机の上は歩く、飛び降りるなどを怖さを感じることなく行うには適しています。また、机がひっくり返されれば、今度は「見立て」、「つもり」遊びが盛んな発達段階においては、バスや電車に早変わりします。保育士は机をひっくり返すだけで、様々な成長を後押しできるのです。子どもたちの想像力の多様さにはいつも脱帽させられます。
ロープやひもはどうでしょうか?今日は「ひっぱる」、「おす」、「とぶ」、「ひっかける」など様々な動作を生み出しています。何か(多分切り株)を引っ張っていたのですが、偶然振り返ったら仲間がいた(自分より後ろでロープを引いていた仲間を発見!)、そして綱引きになるなど方向がまるで反対になってしまうような遊びの展開も生まれます。この仲間や保育士が介在することが重要です。「自己中心性」が中心の発達を十分に余すことなく伸ばすためには、仲間の一方的な遊び方を見せつけられることも、自己の遊びの充実に対し大きな影響を及ぼしますし、保育士の「発達に配慮した環境設定や導き方」も発達の伸長という点において、大変重要な起爆剤となるのです。
「子どもの力侮ることなかれ!」自分の力が限界に近づいても遊び続けようとするパワーと、多種多様な発想力の豊かさは、大人では真似できない奔放さを持っています。だからこそ調整していくことが大人の使命ですね。放任や管理が過ぎては子どもはうまく育ってはくれません。家族や地域に手厚く育てられるからこそ、健全に成長し世の中に役立つ人間として役割を担える人材になっていけると思います。

子どもたちの自然素材、物へのまなざしは、常に「たのしい」かどうかが基準です。「こうしたら面白いのでは」をほぼ直観的に手足、全身を使い扱うことで新たな楽しさを発見していきます。その心の動きと身体使いがさらなる発達を作り出していくのです。「あそびごころ」は発達のためのエンジンのようなものです。
平均台、机などは高さがあるという点では共通しています。細い木には乗れなくても広い机の上は歩く、飛び降りるなどを怖さを感じることなく行うには適しています。また、机がひっくり返されれば、今度は「見立て」、「つもり」遊びが盛んな発達段階においては、バスや電車に早変わりします。保育士は机をひっくり返すだけで、様々な成長を後押しできるのです。子どもたちの想像力の多様さにはいつも脱帽させられます。
ロープやひもはどうでしょうか?今日は「ひっぱる」、「おす」、「とぶ」、「ひっかける」など様々な動作を生み出しています。何か(多分切り株)を引っ張っていたのですが、偶然振り返ったら仲間がいた(自分より後ろでロープを引いていた仲間を発見!)、そして綱引きになるなど方向がまるで反対になってしまうような遊びの展開も生まれます。この仲間や保育士が介在することが重要です。「自己中心性」が中心の発達を十分に余すことなく伸ばすためには、仲間の一方的な遊び方を見せつけられることも、自己の遊びの充実に対し大きな影響を及ぼしますし、保育士の「発達に配慮した環境設定や導き方」も発達の伸長という点において、大変重要な起爆剤となるのです。
「子どもの力侮ることなかれ!」自分の力が限界に近づいても遊び続けようとするパワーと、多種多様な発想力の豊かさは、大人では真似できない奔放さを持っています。だからこそ調整していくことが大人の使命ですね。放任や管理が過ぎては子どもはうまく育ってはくれません。家族や地域に手厚く育てられるからこそ、健全に成長し世の中に役立つ人間として役割を担える人材になっていけると思います。
カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!
子ど食堂が開催されました!
2023.12.04

カニマル君もやってきました!

ゲームでおやつをゲット!

舞台裏

民生委員のみなさま お弁当を配ってくれました!

子ども服、靴もサイズが合えば どうぞ
土曜日に「子ども食堂」が愛知福祉振興会さん主催にて地域交流室で開催されました。民生委員、社協、包括支援、保険会社のみなさんが駆けつけ賑やかな会となりました。
この機会も回を重ね少しずつ成果も上がってきています。急な効果はありませんが何事も継続が大切です。知らない者同士の関係性も声を掛け合えるようになり、お互いの健康を確認したり、「ポロ」と不安や愚痴、将来やりたい仕事などを言えるようにもなってきています。初対面はお互いにとって「どんな人だろう」があって当然です。しかし、思いもかけない助け合いが生まれることさえあります。困りごとは人生の過程の中でないということはあり得ません。その時こそこのような地道な人付き合いが物を言います。様々な場所に顔を出していくことは、他者との関係性を結び、相互が助け合うことが可能になるきっかけとなります。これからも大切に続けていきたいと思います。
また地域の皆様からも「こんなことをやってほしい」という思いがありましたらお聞かせください。昨年からは藤丸団地のイベントもお手伝いしています。子育てカフェ「manma」さんとは様々な事業のアイディアを話し合ったり、「ぐちゃぐちゃあそび-本園でも開催した絵具あそび」の村田先生をご紹介いただくなどしています。藤丸まつりでは知り合った木工作家さんと園内施設の改装も計画しています。自らが少し踏み出すだけで世界は見え方が変わります。「今」を大切にしながら明日への希望を作っていけたらよいと思います。行ってらっしゃい。
カテゴリ:地域の皆様へ!
フランク・ロイド・ライトの建築物から学ぶ
2023.11.29
明治村にある 旧帝国ホテル中央玄関と池(関東大震災で類焼防止のためこの池水を使った)

【知多半島の常滑(とこなめ)は、常滑焼として知られるやきものの産地ですが、ライトが求めるスダレ煉瓦(250万個使用)をつくるのに、常滑から20㎞ほど南の粘土山から採れる青みを帯びた内海粘土(うつみねんど)が適した土だということがわかりました。ライトはわざわざ現地まで足を運んで、自身の目で確かめるほどの熱の入れようでした。】
おはようございます。
明治村に「帝国ホテル2代目(ライト館)」が移築されています。
【フランク・ロイド・ライトは建物の設計にかかる前にいつも「まさに自然の中に溶け入るようにしっくりと納まるように、そしてその地の風景、その地の生命のリズムを乱さぬように建物を建てるべきだ」と語っています。つまり「位置、配置、方向、方位や大きさ、高さまで配慮して設計デザインすることが大切である」と考えています。ライトは「自然と建物の一体化」という基本概念を持っています。その為常に「風や光、緑、そして景観までも室内外に取り入れることが大切」と語り具体的な設計では「外から中へ、中から外へと空間を連続させる」と述べています。実際の建物を見ると、その発言に違わず中から見る庭も室内の一部に見え、外から見ると室内が庭の一部に見えるように設計されているのです。こうしてライトは「中と外の連続性」という発想にこだわり、また建物の室内空間をドアや壁などで仕切って固定するのではなく、オープンにしてかつダイナミックな動きをもたせるつまり「箱の組み合わせではなく、動きのある空間のつながりで住まいをつくる」と語っています。ライトは「空間の流動性」が大切だと考えたのです。】
建築物にここまで思いを込めて作る事例はそれほどないと思います。人間と共生する自然に深く共感し建物にもその考えを取り入れた氏は、日本の四季を通じた生活や芸術(浮世絵)に愛着を持っていました。その場所に住んでいることを当たり前と考えず、貴重な日本人の誇りとして残し伝えていくことが大切です。行ってらっしゃい。

【知多半島の常滑(とこなめ)は、常滑焼として知られるやきものの産地ですが、ライトが求めるスダレ煉瓦(250万個使用)をつくるのに、常滑から20㎞ほど南の粘土山から採れる青みを帯びた内海粘土(うつみねんど)が適した土だということがわかりました。ライトはわざわざ現地まで足を運んで、自身の目で確かめるほどの熱の入れようでした。】
おはようございます。
明治村に「帝国ホテル2代目(ライト館)」が移築されています。
【フランク・ロイド・ライトは建物の設計にかかる前にいつも「まさに自然の中に溶け入るようにしっくりと納まるように、そしてその地の風景、その地の生命のリズムを乱さぬように建物を建てるべきだ」と語っています。つまり「位置、配置、方向、方位や大きさ、高さまで配慮して設計デザインすることが大切である」と考えています。ライトは「自然と建物の一体化」という基本概念を持っています。その為常に「風や光、緑、そして景観までも室内外に取り入れることが大切」と語り具体的な設計では「外から中へ、中から外へと空間を連続させる」と述べています。実際の建物を見ると、その発言に違わず中から見る庭も室内の一部に見え、外から見ると室内が庭の一部に見えるように設計されているのです。こうしてライトは「中と外の連続性」という発想にこだわり、また建物の室内空間をドアや壁などで仕切って固定するのではなく、オープンにしてかつダイナミックな動きをもたせるつまり「箱の組み合わせではなく、動きのある空間のつながりで住まいをつくる」と語っています。ライトは「空間の流動性」が大切だと考えたのです。】
建築物にここまで思いを込めて作る事例はそれほどないと思います。人間と共生する自然に深く共感し建物にもその考えを取り入れた氏は、日本の四季を通じた生活や芸術(浮世絵)に愛着を持っていました。その場所に住んでいることを当たり前と考えず、貴重な日本人の誇りとして残し伝えていくことが大切です。行ってらっしゃい。
カテゴリ:宗教・文化