お知らせ

統一地方選挙

2023.04.26

おはようございます。今日はまとまった雨が降るようです。周期的に変わる天気も春らしさですね。
統一地方選挙が終わりました。投票率は前回を下回る結果となり、政治に対する関心の低さに恐ろしさを感じます。こうして知らない間に、現政権は自分たちの都合のいいように権力をゆるぎないものとしていくのです。学術会議、原発、敵基地攻撃等、代表議員制民主主義は、国会という一部の人間の採決によって、法案が次々と可決されていきます。多くの検討事項を束ねて法案提出し、十分な議論も為されることなく、法律として決定される過程から、一般市民に災いを被りかねない事態が懸念されます。その時となってはもう遅いと思います。
権威主義国家(ロシア)は、とうとうネットを通じて召集令状を発出するようになっています。最新技術が国民に対する義務の強要として利用されることで、なお一層権威主義が我が物顔となっていくことでしょう。人間は「権威欲」、「金銭欲」、「食欲」、「性欲」において限度を超えてしまうと、破滅への引き金を引くこととなります。その状況に巻き込まれる前に、ひとり一人の力を元に改善していかなければなりません。特に多くの人を巻き込みかねない「権威欲」については、民主主義においてもよくよく監視の目を向けていかないと、権力者の好き勝手になってしまいます。
立候補者不在の無投票も目立ちます。原発のある地域でもこのような状況が発生し、地元市民の考えが反映されていない原発使用期限延長、推進はおかしな話だと感じます。議員となるには現行ではお金もかかります。しかしこのような時こそSNSなどの現代技術を使用し、今までにない方法で市民の代表者となる機会も作れます。(実際に行っている事例もある)私自身もスマフォや通信手段の高度化には中々ついていけず、対面が大切という考えが優先する世代ですが、学ぶ必要性は大いに在りと認めます。機会を見つけひとつ一つの問題点を挙げ、自分事として一緒に考えてみましょう。行ってらっしゃい。

カテゴリ:私見

卒園生、転園生のみなさん3

2023.04.24

24日朝
カマキリ生まれる! すごい数が生まれます
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かわいいですが ピョンっと 跳ねて逃げていきます
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園庭のかわいい雑草と実のなる木の変化
カタバミ(気候に応じ葉を閉じたり開いたり)
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ジシバリ(どんな場所でも生きるタフな植物) 
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マツバウンラン(かわいい北アメリカ生まれの植物)
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ビックリグミ(赤く熟したころ ヒヨドリなどが食べに来ます)  
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イチジク(単位結果性) 受精しないで実をつける(きゅうり バナナ ブドウ等)
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ジューンベリー(ジャムにもできます)
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おはようございます。明日から天気が崩れる予報です。お日様を十分に感じておきたいですね。
さて、園庭でカマキリの子どもが生まれ、子どもたちも観ることができました。きっと初めての経験だったと思います。生まれた数の多さには驚かされますが、この中で大人になれる個体は、それほど多くはありません。自然界はとても厳しく、多くが爬虫類や鳥などの餌食となってしまいます。生態系はこのように捕食関係があるからこそバランスを保っています。時々大発生や大量死などが起きるのも、自然界の掟に従っているといえます。
「自然淘汰」という言葉がありますが、生き物も大自然も何もかもが一方的ではない、存在と消失を繰り返します。人間も例外ではないはずです。ですが、人間は生活を豊かにし、生存をかけて自然を利用します。熱帯でしか生息できなかった稲を取り込み、安定した食料を確保し、結果稲作による水防、恒常的な食糧確保(保存)、土壌の無毒化などを得、干ばつや飢餓などによる食料不足に備えることができるようになりました。日本人にとって大切な米の文化を見直し、極端に欧米化する食糧事情から抜け出し、食料自給率を挙げていくことが、島国日本においては大切な課題となっていく時代だと感じます。行ってらっしゃい。

帰り
今日の写真に描かれている子どもたちの姿は、この時期の成長発達がよく捉えられていると思います。1枚の写真から何を読み取るかは、とても楽しく興味深いことです。「撮影者は何に感動したのだろう?」これが始まりです。私は勝手に想像し、文字にしていますので、間違った解釈をしていることもあるかと思います。ですが、いつもこのように想像力を働かせていると、いつのまにか子どもの心の世界に入り込んでいるような心持になります。
玩具は自分一人で遊ぶ、仲間と一緒に遊ぶ、その時々によっても「何を求めているのか」に左右され、予測が外れる時だってあるのです。しかし、遊んでいる物、場所、周りの人との関りを注意深く見て、考えを巡らせていくと答えに近づいているような気がします。
縄跳び紐、ロープ、食べもの玩具、押し車、ダンプカー、遊具それぞれの写真を見ていると、何かしら仲間や自分より幼い子との関りを持っていることが分かります。まだまだ一人で集中して遊ぶこむことが大切な時期ではありますが、たとえ言葉がなくても顔を見つめ合い、行動を起こすことでお互いが意思疎通しようとする様子が、見て取れます。「縄跳び紐を離さない」等は、「ぼくはきみと一緒にいるよ」のメッセージであり、なかなか来ない仲間をよく見て待っている姿は、「ぼくについてきてくれた きみを大切に思っているよ」、「差し出されたシロツメクサを 心の中のありがとうで受け取る」、「仲間のダンプに 君の車にも入れてあげるよ」と分かち合い、「おにーさんになって ここまでおいで 楽しいよ」、そんな心の言葉が聞こえてきそうです。
園庭という一つの場所で、毎日交わされるコミュニケーションは、確実に仲間への思いや必要性を含んでいます。そろそろ「なのはな組」のみんなは、一人よりも気の合う仲間を求め始めている時期になりつつあります。しかし、まだまだ自分中心でないといけません。この時期は決して学童期以降の我がままとは異なり、発達過程で当然充たされるべき欲求充足であると理解する必要があります。独りよがりなこの時代は一生のうち、今しかありません。他者や自分を傷つけることだけは避け、思う存分自分を押し通していくことが必要な時なのです。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

卒園生・転園生2

2023.04.21

おはようございます。真夏のような日が続きますね。お元気ですか?週に2回くらい記事を掲載いたします。興味のある方はご覧ください。

4月21日 朝
園庭のクヌギ 新芽が葉となる
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枯葉が落ちて気付く昆虫の生命力
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見事な形 はて これはいったい・・・・?
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答えは カマキリ虫の卵です
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はてこれは?
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紅葉の戦略 今はまだきれいな色ですが 秋になると茶色になります そして風が吹いた時ヘリコプターのように回転して飛んでいきます 黄色の丸で囲った部分が 実は種です 形も飛ぶ姿もとても美しいです

おはようございます。今日も気温は高く安定した天気が続きそうです。急激な温度変化に対し、子どもたちは体がついていきません。脱水、細菌感染等注意が必要になってきます。
先日梅の木の害虫駆除を行いました。「世の中には不思議な生き物がいるものだ」が率直な感想です。昨年はアブラムシが発生し、薬剤を散布し駆除しました。中々の大量発生で手間がかかりました。今年は大丈夫だと高をくくっていたところ、今年はカイガラムシの一種「タマカタカイガラムシ」が大発生していました。知らない間に幹、枝のいたるところにいます。カイガラムシは樹木の汁(栄養)を吸い取り生きています。足や目などは退化し動きがほとんどありません。まったく気づかなかったため、人目につかない進化を遂げたかのようです。いずれにせよ梅の木が病気にならないように、駆除と剪定を施しました。ちょっとグロテスクな生き物のためこれ以上の紹介は避けますが、生き物の形容、生き方は本当に様々で、その個性豊かな生き方に驚くばかりです。
そういえば園庭のクヌギの木にカマキリの卵を発見しました。どうも昆虫や、鳥、樹木の話になると、長くなってしまうのが性分ですが、子どもの頃「カマキリ」を牛乳瓶に枝ごとさして自分の部屋に置いたら、いつの間にか数百匹の小カマキリが、レースのカーテンにぎっしり引っ付いておりました。驚くとともにそのかわいらしい姿に感動したものです。
さて、朝の子どもたちの持ち物で重要な帽子と水筒の準備について、このページでお願いすることが前後してしまい申し訳ありませんでした。お手間をかけますが、以下の目的に配慮してのことです。ご了解ください。
1 帽子や水筒という生きるために必需な物品を、自分の大切な物であると認識すること
2 朝いちばんに自分で準備することで1日の見通し、順番が分かる
3 親子(家族)の約束とコミュニケーション
上記をご理解の上、お忙しい時間帯ですが、ご協力いただきますようにお願いいたします。

21日 帰り つくし組 入園ひと月内の外遊びと室内遊び
初めての場所、しかも屋外は「子ども心」がとてもたくさん刺激を受ける環境です。慣れ、体力もついてくれば、外ほど楽しいところはないのですが、つくし組さんにとっては、とてつもなく広く、興味の対象も多種多様な為、自力ではなかなかすべてを受け止め、感じることに力が及ばないはずです。
そして、外で五感をフルに使えば頭も体も疲れます。しかし、こうして毎日繰り返すことによって、少しづつ体力もつき、心にも余裕が生まれていくのです。逆に室内では、生まれて1年ころの子どもたちにとっては、なんとなく見慣れた雰囲気と遮閉され、広すぎない感覚、音も見える景色も大きな刺激ではないため、不安や大きな興味で心が揺り動かされることが少ないのです。この安心は小さな心と身体には、1日の内何割かは必要な環境であると思います。母体から受け継いだ免疫が切れると言われているのが、生後6ケ月以降ですので、それらの防衛機能も考えた生活が必要となります。
心が不安定になれば誰しも病にかかるリスクは増加します。子どもたち、高齢者はそのリスクが大人よりも高いため、養生が大切となります。心がふさぎ、水分や食事が採れなくなってしまっては、健康な1日を送ることが難しくなります。最も信頼できるご家族から離れるだけでもストレスがかかり、ご家庭とは異なる心持になる子どもたちですので、食事、水分補給などは、生活が変わるときは、特に注意が必要です。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

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