お知らせ

太平洋戦争が始まった日~真珠湾から80年~

2021.12.09

日米が開戦したのは1941年12月8日午前6時、日本のハワイ真珠湾奇襲攻撃が始まりだったことはご存じのとおりです。連合艦隊司令長官の山本五十六は、当初アメリカの国力を熟知するものとして戦争反対を訴えましたが、軍部と世論の勢いにはかなわず先陣の命を受諾します。苦渋の選択とはいえ日本の運命はこの時から悲惨な結果へと進んでいくこととなりました。この節目を迎え、戦争に巻き込まれた人々の様々な想いが新聞やニュースで報道されています。我々戦争を体験していない日本人は、よく耳目を傾け、真実を知ることに努める必要があります。戦争の悲惨は、原子爆弾、空襲、玉砕、虐殺、略奪、強制労働、PTSD (Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)等数え上げれば恐ろしい程のキーワードがあります。日本の各地、そして中国大陸、朝鮮半島、台湾、ユーラシア、東南アジア、アフリカ諸国等において、今もなお癒えない痕跡を残しています。その一つ一つを紐解く情報や場所もその気になればたくさん見つかります。名古屋市名東区にある「ピース愛知」もその一つです。時間があれば是非訪ねてみてほしい場所です。折に触れ見聞きすることで、たとえ同じ内容やお話しだったとしても、頭に入れていくことで思いを新たにすることが出来ます。人間は忘れやすい生き物です。半面苦しかったことも忘れるからこそ今生きていられるのも事実です。しかし、戦争への無知だけは避けなければなりません。もともと好戦的な本質を持っているからこそ記憶を辿り思い出し、心の戒めとしていく必要があるのです。東日本大震災などの災害についても同様だと感じます。地震や津波は人的力ではありませんので、過去を忘れず、災害に備えることを心掛け実行していくことが必要です。戦争は、人間同士の争いであるため、努力次第で防ぐことは可能なはずです。対話や多様性が世界で叫ばれている今だからこそ、軍事力などの暴力的、破滅的、脅迫のような政治活動、軍事行動、武器の所有は避ける必要があるのではないでしょうか。自国を自分たちで守ることは大切です。その方法については、過去の悲惨を知れば、当然いつ誤った操作で偶発的に起きてしまうかもしれない軍備を増強するなどという愚行は為すべきことではないと考えます。我々が行えることは、選挙によって選ばれる代表者にそのような考え、政治利用を間違っても行わせないように監視することが責務であると思います。また、現代は日常生活の中で孤立する人々が増えています。孤立は、育児、社会生活、学校生活、高齢生活を送るうえで大敵です。少しでもお互いが良く知っている関係性を作り上げていき、いつでもちょっとした会話や助け合いをできるよな社会を目指していかなければなりません。貧しくても100年前にはそのような世界がありました。今のやり方で良いから繋がりを紡いでいける場所を作り出し、誹謗、中傷、分断、差別、排除等負の関係性が生まれないようにしていかなければならないと思います。戦争の大元は、このような人間の心に潜む悪しき思いがコントロールできないことにあるのかもしれません。

カテゴリ:戦争

アサギマダラ・阿蘇山噴火・子ども食堂

2021.10.21

altお久しぶりです。およそ1ケ月少しページ掲載を怠る間に、新型ウイルス感染症第5波は終息に向かい、政治は新しい局面を迎え、各地で地震が発生し、阿蘇山が再び噴火しました。季節は急激に秋の深まりを見せ、人も生き物も変化についていくのがやっと、というところでしょうか。そんな中、保育園の参考とするため、栄のど真ん中にできたバタフライガーデンを見学しようと、久屋大通公園フラリエを訪れました。庭園内の一角にあるアジアンガーデン(ランや紫式部)を回っていたところ、なんとアサギマダラが舞うのを発見!アサギマダラは浅葱(あさぎ)色の羽と優雅に舞う姿、長い距離を渡り移動するまだら蝶の仲間として知られています。とても軽くふわふわとはばたく姿からは、とても2,000㎞も飛行する強靭さをもつ昆虫とは想像がつきません。春は南西諸島から本州北部まで、逆に秋は北から南へ長い長い旅をしています。名古屋は旅の途中に立ち寄ったのでしょうか?ゆっくりと飛び回る、止まるを繰り返し蘭の蜜を探しているようです。止まっている時間も長いため、手持ちのスマフォで撮影することが出来ました。感激です!多くの生き物が環境変化で影響を受ける中、どこにでも移動できるアサギマダラの生きる力の強さを感じざるを得ません。家紋をアゲハ蝶にした平家も、そんな優雅さと強靭さを象徴したのかもしれません。さて、このところ地震も多発し、阿蘇の噴火も日本列島全体の変化に関連しているようにも感じます。災害や生命存続の危機に生き物としてどのように対応していくかが問われています。生き物は進化の過程で雌雄両方持つ、雌雄が変わる、クマノミの様に大きい個体がメスに性転換するなどの方法で種を保存する手段を選んでいます。人間は動物で最も優れた質の脳を進化させてきましたが、自らが作り、破壊してきた環境に手をこまねいているのが現状です。自然ばかりではなく人間同士の繋がりをも壊しつつある状況の中で、人間としての誇りにかけて解決していかなければならないと感じます。子ども食堂は、当初食を満足に得ることが出来ない子どもを対象にした場所を想定して、一市民の善意で始めた場所だと思います。なぜ、全国に広がっていったのか。子どもだけに限らず受け入れる思いが、運営者にあったからではないでしょうか?実際訪れる人々は、子どもに限らず母親、近所の人々もいるようです。そんなごちゃまぜの世界の中で、「子どものためなら仕方ないな」という思いが、自然に本来人間が持っている繋がりへの充実感や、やりがいを湧きあげています。行政任せではなく、地域に生きる人々が自然に集える場所こそ、今の世の中を変えていく小さくても大切な力となっていくと考えます。

カテゴリ:生き物・自然・人間

若い林業家の志 植林で災害防止!

2021.09.15

昨日のニュース報道で植林をビジネスとして実践している若い起業家を取りあげていました。

「死者・行方不明者が88人に上った紀伊半島豪雨から10年。和歌山県で土砂災害を防ぐことを目標にするベンチャー企業が誕生。手掛けるのは山に木を植える植林。奥川季花社長は、植林で利益を出す仕組みを作ろうと起業。理念に共感してもらった客に観葉植物として木の苗と鉢のセットを販売。2年間育ててもらい、大きくなった苗を会社が引き取って植林。山を管理する際に出た間伐材を加工し、購入者に還元する計画。自身が和歌山の豪雨災害で仲間を失なったことが起業の動機だそうです。」(内容概略)

誰もが思いつきそうですが、世の中に訴え、実践していることが素晴らしいことだと感じます。私もドングリ(クヌギ、コナラ)を鉢植えし育てていますが、個人では植林の範囲も限られ、世の中を動かすことは難しいです。この方は災害を間近で体験され、大切な人も失うという、とてつもない悲しみに遭遇していることも大きな原動力になっているとは言え、志を持った素晴らしい実践者だと思います。このような志を持った人々がいる以上、日本、世界はまだまだ生き残れるのではないかと期待します。環境の事を思い実際に行動に移すことは、個人では、「ごみはゴミ箱へ捨てる、素材の再利用、食品ロスを減らす・・・」、企業レベルでは、「脱炭素、自然エネルギーの利用、有機農業の普及、林業の復興、耕作放棄地の管理運営・・・」数え上げればたくさんあると思います。そのどれか一つでも一人ひとりが心掛け、小さな実践を続けていけば大きな力となるはずです。全国を回り苗木を預け、仕事を生み出し自然環境を保持していく、この素晴らしい着想と取組に大きな拍手を送りたいと思います。

カテゴリ:災害と自然復興

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