悲観桜 緋寒桜 彼岸桜
2025.04.04

おはようございます。いよいよソメイヨシノの花が開く気候となってきました。今日から明日にかけて雨の予報も出ています。開いたところの風と雨に影響を受けることで情緒深さも感じますが、ほどほどであってほしいと勝手なことも思います。昨日は東北地方で暴風が吹きました。西日本では乾燥による山火事が広がっています。春となってもすさまじさを見せつける自然の脅威は、人間の力ではどうしようもなく神がかっています。被害が最小限となることを祈ります。
一方世界と日本の政治界も暴風が吹き荒れています。いっそのことあらゆる私利私欲、差別、紛争すべてを吹き飛ばしてくれればなどと思います。悲観的になる心は本人が作り出すものです。ソメイヨシノより早く咲く緋寒桜を観て悲観的になるかどうかは見る人の心次第。風刺画を戒めとして心に置き、ソメイヨシノの開花に希望を見出していかなければなりませんね。
【彼岸桜(ヒガンサクラ)・緋寒桜(ヒカンザクラ)・寒緋桜(カンヒザクラ)ってどう違うの?思ったりしませんか。間違えやすかったり、わかりにくかったり。「彼岸桜(ヒガンサクラ)」は、彼岸頃に咲き始める桜です。ソメイヨシノなどの桜に先がけて、赤みがかった可愛らしい花を咲かせます。「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と「寒緋桜(カンヒザクラ)」は、同じ桜です。緋色の花を寒い時期に咲かせる桜 ⇒ 緋寒桜(ヒカンザクラ)。「ヒカンザクラ」が「ヒガンザクラ」と間違えやすいので、寒緋桜(カンヒザクラ)と呼ぶことが多いようです。】
カテゴリ:生き物・自然・人間
米教育省の廃止?
2025.04.04

おはようございます。
トランプ大統領が「教育省廃止」の大統領令にサインしました。イーロンマスク氏と共に行き過ぎた多様性に歯止を施し、経済負担を軽減することが目的のようです。これに対し教員組織は当然反論しています。ジェンダー、移民等様々な問題に対し経済効率を持ち込んでいる政策は、他国の識者のアメリカへの不信感をも増長させています(自由の女神返還要求-フランス)。日米の安全保障、沖縄基地縮小問題もすべてが経済効率が元の考え方のように感じます。人間同士の問題、人を人たる人格に育て上げていくための教育への投資をないがしろにすれば、人間自身が堕落していく危険性が増すばかりです。「現状を力で変える」、これは軍事力で他国を侵略、または支配下に置こうとする野蛮な思想を持つロシア、中国だけではないと思います。「経済力」はいったい誰のためにあるのかを考え直さなければ、アメリカという大国が先導する政策は影響力が大きく、人類の存続にも関わっていくように感じます。
大きな危機感をもって、自分事として考え行動していかなければならないと感じます。今がその時であり舵取りを失敗すれば、人間が築き上げてきた崇高な思想や文明の衰退を招きかねません。いいえすでに始まっているといえます。
カテゴリ:政治・国際状況
一極集中
2025.04.04


おはようございます。
東京や都心への一極集中が増加傾向にあります。少し前になりますが3月8日中日「核心」に「若者確保競う地域」と題し、若者に意識調査をしたことが掲載されていました。国の後押しもあり地方へ戻る若者に対し、引っ越し費用の補助や地方公務員、家業継承などに携わる若者にも支援を広げているようです。しかし財力で勝る都市部の事業展開に地方ができないことが多いのが実情で、都内転入家族に手厚い子育て支援を実施している、東京などの自治体に勝る効果を得られていないといえます。
蟹江町も財政は潤沢とは言えず、隣接する政令指定都市名古屋市との様々な格差が、地域活性化や就業に対し影響していることは明らかです。利便性が高く、名古屋駅にも出やすいといった利点はありますが、今後のリモート社会充実への傾向を考えると、若い家族が増えている今のうちに、より充実した地域社会を作っていかなければならないと思います。住みよさの中身(子育て支援、インフラ、行政と民間、多世代交流)を充実し、目標を掲げ進んでいく必要があると感じます。民も努力を怠らず官への責任転嫁ばかりではなく、歩調を合わせた上で行政の活発なリーダーシップを期待したいと思います。
カテゴリ:政治・国際状況