お知らせ

中心から末端へ!

2024.09.01

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実験 続行中!

「中心から末端へ」これが乳幼児発達の基本です。立ち上がる、歩くなどの動作は中心軸がしっかりしていくほどに、安定し危なっかしさがなくなっていきます。歩くだけではなく立ち止まることも様々な筋肉と、骨格、重たい頭や身体を支えるだけの脚力を必要とします。

また様々な物への興味が心を動かすことで、無意識に身体を使う動作へと連動していきます。そして何度も何度も繰り返す動作によって、身体使いはうまくなり心の満足感も得られるようになっていきます。その心がさらに「もっともっと」という欲求を生み出すことによって、同じ遊びを行いその遊びに飽き足らず、仲間や異年齢の子たち、保育士の提示などによって自らが獲得した身体使いを存分に行い、次の新たな挑戦を生み出していくのです。

人間は「欲」があるからこそ成長できます。しかし大人になると欲をコントロールしていく力が必要となります。必要以上の欲望は他者や自身の心身、物を壊すことさえあるからです。原動力であるはずの「意欲」は、使う対象によって良し悪しに繋がります。正しい欲の使い方も大人になるほどに身につけていかなければなりません。しかし乳幼児期に「欲」のコントロールは難しいことです。むしろ抑え込むこと(過干渉)は、成長を阻害しているとも言えます。そのために必要なことが多くの失敗です。発明家のエジソンは数々の名言を残しています。子どもたちの世界にも通用する言葉の数々があります。

「失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。」、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」、「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。」、「ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。」

カテゴリ:発達

カラスに魅せられて

2024.08.25

八咫烏(ヤタガラス)
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おはようございます。
1羽のカラスは不吉な知らせ(死)をもたらす生き物として嫌われているようですが、2羽は見るものを健康に、3羽は富をもたらすとも言われるそうです。また大古のヤタガラス(3本足)は天照大神の使いとして崇められていました。頭の良さも持ち合わせ酷暑、飢餓にも立ち向かうだけの強靭な身体能力もあります。
そんなカラスに魅せられたのは駐名古屋ブラジル副総領事のパウロ・ヴィアナさんです(中日8.18なごやか外交)。特によく見かけるハシブトカラスは嘴が大きく、何でも食べる雑食性で強く生きていける力があります、さらに固い実を道路の真ん中に置き、車で踏みつぶしてから食べやすくするなど、とても高い知能も持っています。そういえば十数年前地面に落ちた子カラスを保護したときも、何度も上空を旋回する親ガラスの姿がありました。頭が良く家族を大切にし強靭な体を持つカラス、見慣れていて当たり前になっている光景に、あらたな見方を学びました。生きとし生けるものすべてが、子や親を大切にする姿勢を持っています。子孫繁栄は人類の使命です。でも他の生命を絶滅させてしまうような権利は人間にはないのです。

カテゴリ:生き物・自然・人間

証言を読んで

2024.08.25

民間人に多くの犠牲者を出した沖縄戦
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おはようございます。
中日新聞で戦争を体験した人々の証言が連載されています。どのお話も人間がなすこととは思えぬ残酷さにあふれています。18日は沖縄戦に従軍したアメリカ兵ハーベイ・ドラホスさんの話でした。追いつめられた日本軍は、夜間住民をアメリカ軍から見える最前線を歩かせ発砲を誘うことで、アメリカ兵の位置を知り攻撃に利用していたようです。人間(民間人)を盾にしてまで戦おうとした事実は狂気に満ちています。お互いがお互いを破壊しあうことの愚かさを伝えています。氏は瀕死の重傷を負いましたが、生き残ることができたら「人を助けることをしよう」と誓い、地域の災害救助に携わったそうです。戦争を二度と起こしてはならないと心に誓うべきですね。為政者はその糸口となるような兵の配備、武器製造輸出について厳しい目線で最大限力を尽くさなければならないと思います。憲法改正には慎重になるべきです。明文化されることでさらに軍拡は進みます。
中日歌壇(8.18)
五年生で玉音放送聴きし日よ高射砲弾運んだ日なりき
あの夏の学童疎開の七歳の母に届けたしおにぎりと氷菓
玉音放送、学童疎開、戦争を経験してない我々にとって分からない言葉が含まれています。この言葉を紐解き、理解しようと思うところからが、戦争の理解、不戦の大切さを学ぶ機会となります。

カテゴリ:戦争

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